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[書評]次世代マーケティングプラットフォーム
ここ最近、広告業界やネット業界では非常に話題になっている一冊である。

しかし、ここ最近は業務が忙しく、なかなか集中して本を読む時間が取れなかったからというものあるだろうけど、楽しんでこの本を読むことがなかなかできなかった。

この本の章立てを紹介させていただくと、

序章:広告の「終焉」と「周縁」
Cahpter1:広告からテクノロジーへ
Cahpter2:ネットに拡大するマーケティングプラットフォーラム
Cahpter3:リアルとネットの融合① デジタルサイネージ
Cahpter4:リアルとネットの融合② モバイルウェブ
Cahpter5:そして覇者なき市場へ
Cahpter6:次世代マーケティングプラットフォームの課題
Cahpter7:メディアと広告そしてすべての企業の未来

といった構成になっている。

湯川鶴章さんの前著「次世代広告テクノロジー」を読んだ際も、似たような感想を持ったのだけど、「次世代マーケティングプラットフォーム」も最終章しか面白くないのです。

おそらく、いろんなファクトや論考を積み重ねていって、これまでの章で積み重ねてきたテキストの上にドドーンと考え方を提示する。
そんな文章構成によるものだと思うのですが、最後の最後で満足できるものの、最終章までに至るChapterが退屈に感じてしまうのです。


最終章で書かれている事柄に対しては
●広告におけるクリエイティブの重要性は低下するだろう
「クリエイティブ=広告表現」という意味ではその通りかもしれない。でも、どんなターゲットに向けた?どのタイミングで?どんな媒体で?どんな表現で?ユーザーアクションをどこで受ける?までを広告のクリエイティブと考えれば、これまで同様、もしくはこれまで以上に広告クリエイティブは重要なんだと思う。

●SNSやCGMなどには、ユーザーの読み書きした内容に合わせたターゲティング広告が効くだろうこと
こちらは仰るとおりだと思う。
mixiで車のコミュニティに入り浸り、車関連のコメントばかり書いている人は車に興味を持つ人とターゲティングしてしまってほぼ間違いはないだろう。この人が車自体をすぐに買うかはわからないけど、車のアクセサリーや雑誌などには興味を示しやすいはず。
さらに、最近話題の「OpenID」が広告利用されるなんてことになると、SNSで読み書きしていることに加えて、参加しているCGMサイト、検索エンジンでの検索キーワードなどから、ユーザーイメージをつくり上げて詳細なペルソナ設計をした上で、ターゲティング広告を表示する、なんてことにもなりかねない。

●広告・広報・マーケティング部署の統合や自社サイトのメディア化が以降の企業コミュニケーションのあり方になる(かなり私なりの解釈ですが)
こちらも大賛成。
企業コミュニケーションは機能ごとに分断されるべきではないし、企業サイトは重要なマーケティングツールで且つメディアの役目を果たすことになると思う。

そして、マスもニッチも含めて広告メディアは、AIDMAやAISASでいうA(Attention)I(Interest)の役割しか果たさず、AIDMAのD(Desire)M(Memory)A(Action)の部分、AISASでいうS(Search)A(Action)S(Share)の部分は(D(Desire)は微妙だけど)、CGMやSNSや自社サイトがその役割を果たすことになるんだと思う。

→過去のエントリーから
[書評]次世代広告テクノロジー

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テーマ:最近読んだ本 - ジャンル:日記

【2008/11/17 02:06】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(4) | page top↑
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コメント
「広告表現は重要ではなくなる」に反対するかみたにさんに賛成です。
おひさしぶりです。僕のほうもかなり仕事がハードになってしまって
なかなかここに来たかったのですが、これませんでした。
かみたにさん、プロダクションに転職したんですね。コンサルタントから
プロダクションって、かなり思いきりましたね。

今回の書評も興味深く拝読させていただきました。
「クリエイティブの重要性の低下」についてはおっしゃるように
「広告」よりも「使用体験ブログ」のような経験を重視するという点では
重要性の低下というのはあるかもしれませんが、そのブログを書く人達への
認知はやっぱり広告で行う訳で「役割の低下」ではなく、動機づけから純粋
な認知へ「役割が変化している」というのが正しいのかなと思います。
かみたにさんがおっしゃるように仕組みを考えるのも、クリエイティブの役割に
なってくると思いますし。そういう意味では、こうした大きな変化の中では、
プロダクションのほうが現場に近い分、面白いのかもしれませんね。
またお話聞かせてください。では。

PS.いま入会しているクリエイターの協会で純粋なコピーライターは
僕一人ということから、いつの間にかブログ担当になってしまいました。
また暇なときにでものぞいてやってください。
http://wa-wa.org/blog/

【2008/11/22 14:41】 URL | PENGIN #-[ 編集] | page top↑
ありがとうございます
PENGINさん、たびたびありがとうございます。

>コンサルタントから プロダクションって、なり思いきりましたね。
コンサルタント以前の仕事はプロダクションばかりだったので、自分の中ではコンサルタントという職種が異例だったんだと思います。
クライアントからの「プロダクション」としての見られ方には納得いかない部分もなくはないですが。。。

http://wa-wa.org/blog/
こちら覗かせてもらいました!
そしたら、11月11日と11月21日のブログに知り合い(以前の勤め先の人たち)が写ってるんですが!!!

すごく気になるので、メールください!
【2008/11/24 00:51】 URL | かみたに #-[ 編集] | page top↑
ひょっとして、松村さんですか?
どうも。PENGINです。そっそくブログをみていただいてありがとうございます。
ウチの社長の厳命で入会した組織で、ブログに詳しい方がいないため、気がつくと
私が作成・運営をすることになってしまいました。
いまは会の話しが中心ですが、かみたにさんに習ってクリエイティブの話しを
少しずつ入れて行こうと思っておりますのでまたお暇なときにでも、のぞきに来てください。

お知り合いって、ひょっとして松村さんですか。
webや代理店の仕事も多くされているので…と思ったのですが。
松村さんは私たちの代表幹事も務められており、頼れる存在です。
かみたにさんとお知り合いとは、少し驚きました。
この業界はほんとうに狭いですね。(松村さんじゃなかったらすいません)
またご本人にも機会があれば、お伝えしておきます。
【2008/11/24 16:33】 URL | PENGIN #-[ 編集] | page top↑
いえ、松村さんではなく、
すいません、松村さんは存じ上げてないのですが、僕が言っている人は矢野さんです。
今日、このブログの絡みで矢野さんと電話で話しましたので、機会あれば話を振ってみてください。
副代表幹事か何かをやってるということだったので、たぶん、PENGINさんもご存知なのだと思います。
そう、この業界は本当に狭いですよね。
狭いだけに、どこかでPENGINさんとお会いすることがあるのかもと楽しみにしています。
【2008/11/24 20:56】 URL | かみたに #-[ 編集] | page top↑
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