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[書評]ロングテール 「売れない商品」を宝の山に変える新戦略
「ロングテール」という言葉は、マーケティングやインターネットに関わっている人、会社の経営に携わっている人なら聞いたことがあるだろうし、だいたいの意味は把握されていると思う。

だいたいの意味としてwikipediaから転載させていただくと、

べき乗則に従う商品売り上げのグラフを、縦軸を販売数量(population)、横軸を商品名(product)として販売数量順に並べると(下図)、あまり売れない商品が恐竜の尻尾(tail)のように長く伸びる。つまり、販売数量が低い商品のアイテム数が多いということを表す。
longtail


といったことになる。
でも、これは現象面の説明だ。
「ロングテール(Long Tail)」というネーミングがあまりも秀逸なために、起こる現象について把握している人は多いけど、何故、ロングテールという現象が起こったのか?などの原因まで含めて把握できている人は案外少ないように思う(自分がそうだったからそう思うだけかもしれないが)。

本書に書かれているロングテールを引き起こした3つの追い風は
●生産手段の民主化
 パソコンやデジタルカメラにより、コンテンツ制作が容易に安価で可能になり、多くの人がコンテンツ制作に参加できるようになった。
●流通手段の民主化
 インターネットにより、低価格で出店が可能になった。さらに、イーベイやヤフオクなどを使うと、より気軽に売主(出品者)になれる。また、在庫や棚の制限をあまり気にすることなく、商品ラインナップを広げることができるようになった。
●需要と供給の一致
 Googleなどの検索エンジンの高性能化、レコメンデーション(オススメ機能)の高機能化など、集合知を用いたマッチング機能が発展してきた。

この3つの追い風によって、
商品数が膨大になり、膨大な商品をラインナップさせて流通させることが可能になり、膨大な商品から好みの商品が見つけやすくなった。

だから、不動産のように商品数に限界があるものはロングテール化しにくいし、在庫コストが発生するような商品や業態ではロングテールは採算が合わないし、マッチング機能が働かないとロングテールの尻尾は短くなってしまう。

「そんなことは知ってるよ!」なのかもしれないが、自分としては改めて頭の中が整理できた。


ちなみに、この本の著者は「ロングテール」という言葉を初めて世に知らしめたワイアード誌の編集長のクリス・アンダーソン氏。
改めて原典にあたる良さを感じました。

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テーマ:最近読んだ本 - ジャンル:日記

【2008/10/11 12:54】 | 書評 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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