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小飼弾さんブログを読んで、読みたい読みたい!読まなきゃ読まなきゃと思いながらようやく読めた本。
「日本という方法」という言葉の意味を性格に説明しようとすると、この本を読んでもらった方が確実に早いのですが、簡単に乱暴に説明すると、 日本人の考え方、日本という国の成り立ち方のことで、この本はそんな「日本という方法」を日本の歴史を紐解き、日本について考えた哲学家や作家を辿りながら説明してくれる本。 まずは序章的な第1章の「日本を一途で多様な国」として説明されるところから引き込まれる。 「日本はその本来の様相が多様」なのであり、「古来より、日本は一義的ではなく多義的」だったこと。 「こういう多義性や多様性はふつうに考えると、そのままでは混乱を招いたり、弱体になりすぎて他国の侵略を受けたり、どこかの属国になりかねない」。 この多義性や多様性がありながら、日本というひとつの独立した国としてまとまり、現在にまで至ることができた理由や方法などが次から次へと解き明かされていく。 例えば、 日本は中国の文字であった漢字を使って(借りて)、日本で育まれた物語を記録しようと万葉仮名という方法を発明したり、さらには平仮名/片仮名という独自の文字を作り出す。こうして、中国という外国の方法論や文化を借りてきて日本を考えたり、表現したり、制度化したりしていったこと。 徳川幕府の正当性を中国(当時は明)に認められた天皇家に認められた徳川将軍家として考えていたところを、明が滅びてしまったことから、日本という国をどう捉えるか?が考え出されたこと。 第二次世界大戦へと入り込んでしまったターニングポイントはどこなのか?など、 古代から現在に至る歴史を振り返りつつ(この歴史事実の確認だけでも新たな知識はたくさん得られた)、「日本という方法」が構想され・検証され・組み立てられていく。 一度読んだだけでは、すべてを理解したとはいえないけど、この本を読んだことで、すごくイビツで尖った異物を身体の中に取り込んだような感覚が得られている。 あとは、この異物を自分なりに消化して、自分のものとして得たいと思う。 そのためには、時々読み返さないと難しそうだけど。 |
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