スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【--/--/-- --:--】 | スポンサー広告 | page top↑
[書評]過剰と破壊の経済学 「ムーアの法則」で何が変わるのか?
池田信夫さんの「過剰と破壊の経済学 「ムーアの法則」で何が変わるのか?」をようやく読んだ。

どんな内容かというと、「ムーアの法則」半導体メーカーの(特にCPUメーカーとして有名な)インテル創業者のゴードン・ムーアが唱えた「半導体の集積度は18ヶ月で2倍になる」という法則が現実社会にどのように影響を及ぼしてきたか?この法則を無視したためにどんな失敗があったのか?そして、この法則から未来を読むには?といった内容(だと僕には思えた)だ。

だいたい、ムーアの法則の「半導体の集積度は18ヶ月で2倍になる」自体も、このままの言葉では僕にはピンとこない。ただ、大枠の理解としてはコンピュータの処理速度と小型化と低価格化の進化は非常に速いスピードで進んでいるということ。
だから、新しい商品やサービスを提供したり検討したりする際には、その時点でのコンピュータ環境で判断なしてはいけないということだ。

さらに、ムーアの法則では半導体のみに言及されているが、記憶媒体であるハードディスクも大容量・小型化・低価格の進化をしているし、各コンピュータ端末をつなぐネットワーク(インターネット)回線も高速化・ワイヤレス化・低価格化の進化が続いている。
これらの進化を念頭に置くことなく、その時点での感覚で物事を判断すると、判断を間違ってしまう。
だから、新しい商品が市場に根付くか?を消費者調査する際も、消費者はその時点での感覚で応えてしまうだろうから、この「進化」を念頭に置かないと間違った結論を導いてしまう可能性がある。

さらにさらに、「ムーアの法則」的な考え方が当てはまる進化が進んでいくもの(コモディティ化していくもの)と、大きな性能進化も低価格化も期待できないものを見極めておく必要がある。

技術の進歩が影響を与えないもの、資源が有限もしくは高価格な物はコモディティ化しないと考えた方がよいはず。ということは、原油や人の労働力(人件費)は大きな性能進化も低価格かも期待できない、、、と考えるところなのだけど、原油に代わる代替エネルギーとして低価格化でより効率的なエネルギー源が出てくるかもしれないし、世界のフラット化が進むことでより能力が高く人件費の安い国へ業務をアウトソースできることも出てくる。

僕にとってのこの本は、こんな風に「未来を考える時のコンパス」「未来を歩く時の杖」的なものになってくれるんじゃないかなと思っている。

ちなみに、この本の著者、池田信夫さんのブログを僕は日々拝読させてもらっています。

スポンサーサイト

テーマ:最近読んだ本 - ジャンル:日記

【2008/01/27 11:15】 | 書評 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
<<最近のネット関連ニュース | ホーム | デザインのためのデザインの本>>
コメント
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
→http://nowiswritten.blog121.fc2.com/tb.php/37-a0a0d0a8
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。