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デザインのためのデザインの本
グラフィックデザインやWebデザインに関わっていながら、さらにはデザイナーに指示する立場にありながら、基礎からデザインを学んでこなかった私が読んですっきり理解できたのは原 研哉さんの「デザインのデザイン」だった。
この本は、デザインとは何なのか?を本当にスッキリと理解させてくれた。
この本を読む以前にも、社会人になって初めて付いた先輩から「デザインは意匠だ」、「意味を表現するのがデザインだ」などと教わったりした。
また、「アートディレクター入門」なんていう、デザイナーがさらに上を目指す時に読むための本なんかも読んでみた。
でも、僕が一番デザインを理解できたように感じたのは「デザインのデザイン」だった。ただ、4~5年前に読んだ本だから、詳細は記憶がない。。。

そして、今回読んだのは「デザインのデザイン」の原研哉さんが、ベルリン在住のアーキテクト・デザイナー阿部雅世さんとデザインについて対談した「なぜデザインなのか。」。

この本は以前、読んだ「デザインのデザイン」で感じた感覚を思い出させてくれた上、もっと素朴で生活するうえの感覚である肉体感覚での美意識について考えさせてくれた。
自分の部屋のインテリアを考える時、食器をひとつ買う時、ちょっとした景色を見て感じる、そんな生活に根ざした美意識について考えさせてくれた。

そんな本の中で非常に刺さったフレーズは下記。

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いまの日本の基礎教育の中で図工の時間が減っているのですが、これは糊で色紙を貼るような「作業の時間」が減るのではなくて、「創造性」の時間が削減されていると考えた方がいい。国語、算数、理科、社会、図工はあまりに身近になっているので、ぴんとこないところがありますが、言い換えれば「言語」、「数学」、「科学」、「世界」、「創造性」です。科学に創造性を掛け合わせるからノーベル賞級の独創的な研究が生まれる。クリエイティビティを過小評価してはいけないし、させてもいけない。
(「なぜデザインなのか。」第六章 P203より引用)

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美しさを感じる心も、さまざまなことに対する価値観も、新たなことを創り出すクリエイティビティも、子どもの頃の教育を含めた経験から紡ぎだされる。
そんな風に感じたのでした。



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テーマ:最近読んだ本 - ジャンル:日記

【2008/01/25 01:30】 | 書評 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
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コメント
僕はデザインを…
おひさしぶりです。原研哉さん、いいですね。僕も何冊かこの人の本を持っています。確か昔、無印良品のアートディレクションをやっておられましたよね?この人の感覚と構築的なデザインのバランスはすごいと思います。ちなみにコピーライターという職業のせいかもしれませんが、僕は「デザインは答えをつくること」だと思っています。自分の考えたコンセプトをもとに世の中の課題に答えを出していく=つくっていくこと。とはいっても僕自身はまだまだ答えをつくるまでには至っていませんが…。恥ずかしながら、最近、やっと答えは「出す」ものではなくて自分自身でこれまでの経験の中から「つくるのかな?」なんて思ったりもしています。原研哉さんの本、読んでみます!




【2008/02/16 12:03】 URL | PENGIN #-[ 編集] | page top↑
コピーライターなんですね!
色付きの文字PENGINさんはコピーライターの方なんですね。
僕もビジュアルではなく、テキストで考える側の人間なので、ビジュアルで考えるタイプのデザイナーなんかと話をする時には原研哉さんの本がすごく役立つように思います。
無印良品のアートディレクターは、田中一光さんが亡くなる際に後任として原研哉さんを指名したと読んだ覚えがあります。
たぶん、いまも無印良品のアートディレクターは原研哉さんがやっているんだと思います。
【2008/02/17 02:50】 URL | かみたに #-[ 編集] | page top↑
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