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[書評]2ちゃんねる、中島らも、ホームレス中学生
年末に読んでいながら書き損なっていた3冊をまとめて紹介。

「2ちゃんねるはなぜ潰れないのか?」西村博之著
正直、あまり読後感のない本。
2ちゃんねるがたくさんの裁判で多額の損害賠償を請求されていながら潰れない理由(すごく現場感覚の日本の司法事情がわかる)が初めに書かれているのだが、これはこの本の中のほんの一部。
全体的にはインターネットというものに対して、2ちゃんねる管理人でニコニコ動画なんかも生み出した「ひろゆき」の視点で語るというもの。
その視点は非常に醒めていて、本質的で、非感情的。世間でどれだけ騒がれたり評価されていても、「あれって結局○○でしょ」と無慈悲に切って捨てる。

インターネット(Webサイト)といえば、Yahoo!やGoogleや大手新聞社サイトやショッピングぐらいにしか使わないという人が、インターネットのもう少しディープな部分を知りたいという時にはすごくいい本だと思います。
あと、感想としては、自分が思いついたサイト企画を自分の手で(プログラミング)で作れる人が羨ましいなと思い、また、そんな人はなんか思考回路が自分とは違うなと思いました。


「らも-中島らもとの三十五年」中島美代子著
小説家にしてコピーライターだった中島らもとの35年間を中島らもの奥さんが書いた本。
初々しくて楽しく読める高校生の頃の出会いの話から、結婚後しばらくしてからのドロドロというよりはモヤモヤした複数の男女が入り込む夫婦関係の話、大麻での逮捕から死までの比較的落ち着いた和やかな生活と奥さんが死を受け入れていくまでの過程といった話。
僕は高校生の頃に中島らもに触れ、それからは社会人になってしばらく経つまで、中島らもは常に読み続けている作家だった。
広告の世界やもの作りの世界、サブカルチャーな世界など、いろんな世界に興味を持たせてくれた中島らもという人が、どんな風に作られていったのかを知ることができて非常に面白かった。
あと、夫婦関係のあり方のひとつのスタイル(多くの人には真似できないし、したくないスタイルだけど)も知ることができた。


「ホームレス中学生」麒麟・田村裕著
2007年のベストセラーの1冊。とにかくすごく売れているらしく、小中学校の図書室でもたくさん読まれているらしい。
僕はこの麒麟・田村のホームレス中学生話を芸人同士が「貧乏自慢」をするというテレビ番組で初めて知ったのですが、この時の貧乏自慢の応酬はすごかったし、すごく面白かった(貧乏話を面白いと書くのは不謹慎かもしれませんが、話す芸人自体が「笑わす」ために貧乏話をしているのだから笑えてしまう)。

というわけで、この本を読む前にだいたいの話はわかっていたし、文章もそんなにいい文章を書いてるわけでもない。なので、割り合い淡々と読み進めていました。
そんな読み方をしている僕の心に残ったのは、田村が周りの人たちにすごく素直に感謝の気持ちを抱き続けているところ。世話になった同級生や近所の大人たち、学校の先生、兄と姉、早くに亡くなってしまった母親と家族を解散した父親みんなにいい感情を抱き続けているなと感じました。
でも、説教臭くなったり、ジメジメした話にならないところが読んでて気持ちよかった。


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テーマ:最近読んだ本 - ジャンル:日記

【2008/01/05 11:20】 | 書評 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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