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[書評]フラット化する世界 トーマス・フリードマン
上下巻のボリュームと非常に濃い内容のため、読むのにかなり時間がかかってしまいました。
でも、この本は読んだほうがいい。それもなるべく早く読んだ方がいい。この本はそんな本です。

作者のトーマス・フリードマンはニューヨーク・タイムズ在籍中にピューリツァー賞を2度も受賞。その後も3度目のピューリツァー賞を受賞しているすごい人。以前には世界的なベストセラーとなった「レクサスとオリーブの木」という本も書いている人です(この本は知ってはいるが読んだことない)。

で、「フラット化する世界」がどんな本かというと、世界がフラット化していることを説明しつつ、フラット化した世界はどう動くのか?フラット化した世界でどう生きるべきなのか?といった内容。
といっても、「フラット化」の意味を説明しないとわからないですね。

「フラット化」をひと言で説明するのは難しいし、僕自身どこまで理解できているのか?とも思いますが、僕なりの理解で「フラット化」という意味を書いてみます。

フラット化とは、ベルリンの壁の崩壊に象徴される冷戦の終了。共産主義圏の自由市場参加によりヒト・モノ・カネが動く範囲は広がり速度は速くなっていった。さらにインターネットの広がりによって情報の垣根はほぼ皆無になり、その結果としてヒト・モノ・カネが動く距離とスピードはさらに加速度を増していく。
業務のアウトソースは当たり前に国境を越えていく。日本で仕事をしていると実感する人は少ないかもしれないが、身近な顔を知っている人と仕事をするだけでなく、国境を越えて会ったこともない人と一緒に仕事をすることも増えていく。
アメリカを例に挙げると、アメリカ国内でされていたコールセンター業務やプログラミング業務、会計業務などはアメリカ国内からインドなどに移管されているという。

この本はそんなフラット化していく世界を説明し、危機感を煽って、アメリカ人に対してこれからの時代をどうやって生きていくべきかを提示しているのですが、僕にはアメリカ以上に日本の方がフラット化する世界に適応していけるのか?不安を感じました。

目次をメモっておくと、、、
第一部 世界はいかにフラット化したか?
 第1章 われわれが眠っている間
 第2章 世界をフラット化した10の力
  フラット化の要因1 ベルリンの壁の崩壊と、創造性の時代
  フラット化の要因2 インターネットの普及と、接続の新時代
  フラット化の要因3 共同作業を可能にした新しいソフトウェア
  フラット化の要因4 アップローディング:コミュニティの力を利用する
  フラット化の要因5 アウトソーシング:Y2Kとインドの目覚め
  フラット化の要因6 オフショアリング:中国のWTO加盟
  フラット化の要因7 サプライチェーン:ウォルマートはなぜ強いのか?
  フラット化の要因8 インソーシング:UPSの新しいビジネス
  フラット化の要因9 インフォーミング:知りたいことはグーグルに聞け
  フラット化の要因10 ステロイド:新テクノロジーがさらに加速する
 第3章 三重の集束
 第4章 大規模な整理
第2部 アメリカとフラット化する世界
 第5章 アメリカと自由貿易~リカードはいまも正しいか?
 第6章 無敵の民~新しいミドルクラスの仕事
 第7章 理想の才能を求めて~教育と競争の問題
 第8章 静かな危機~科学教育にひそむ恥ずかしい秘密
 第9章 これはテストではない
第三部 発展途上国とフラット化する世界
 第10章 メキシコの守護聖人の嘆き
第四部 企業とフラット化する世界
 第11章 企業はどう対処しているか
第五部 地政学とフラット化する世界
 第12章 フラットでない世界~銃と携帯電話の持込みは禁止です
 第13章 ローカルのグローバル化~新しい文化大革命が始まる
 第14章 デルの紛争回避理論~オールド・タイムvsカンバン方式
結論
 第15章 二つの選択肢と人間の未来~11.9vs9.11


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テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

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