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[書評]LOVE 古川日出男
久しぶりに新しい小説、自分が読んだことがなかった新しい作家の小説を読んだ。
昔は間を置くことなく、ひとつの小説を読み終わったら次の小説を読むという感じだったけど、最近は仕事に関連する専門書を読むことが多くなったし、仕事と子どものおかげでゆっくり本を読む時間もあまり取れないということもあり、小説を読む機械が少なくなっている。
そして、これは原因なのか結果なのかよくわからないが、新しい作家に出会うことも減っている。

古川日出男さんの「LOVE」は自転車で20分ほどのところにある図書館で見つけた。

図書館で本を読む最大のメリットは「無料!」ってことだけど、小説なんかを探す際は新刊以外の本がたくさんそろっていることもかなりのメリットだ。
駅前にあるような普通の本屋にいっても単行本が数多く並んでることは少ないし、新刊本や人気作家の本ぐらいしか置いていない。
一方、図書館だと、この逆になる。
新刊本はたいてい誰かに借りられてしまっているし、人気作家の人気本もたいてい誰かに借りられてしまっている。だから、図書館に残っている本は極端に人気が高いというわけでない作家の既刊本が多くを占めていることになる。

そんな図書館の中で僕が古川日出男さんに意識が向いたのは、タイトルとデザインに惹かれたから。

「 サウンドトラック 」「ボディ・アンド・ソウル」「ベルカ、吠えないのか?」「ロックンロール七部作」などなど、気になるタイトルの本がいっぱい、そして、そのデザインがカッコイイものが多いのだ。
そんなわけで、先週の日曜日はたくさんあった古川日出男作品の中からどれを借りるか悩みながら借りたのが「LOVE」だった。

こんなことを書いたら作者やファンの人から怒られそうだけど、「LOVE」を読んでて僕がいちばんワクワクさせられたのは、前の職場だった五反田が数多く出てきて、僕の行動範囲の品川~五反田~渋谷・原宿~青山辺りがこの小説のロケーションになっていたことだった。
まだ、東京に出てきて3年程度でしかない僕にとって、自分の行動範囲だけで完結する同時代小説というのはかなり新鮮だった。
あの川ね、あの道ね、あの店ね、と思うことができるシーンがちょこちょこあったのだ。
でも、これって、ずっと東京の街中に住んでる人にとってはどうってことないことなんだろうな。

作品の感想としては、正直、よくわからない。
面白いところはあったけど、作品にグイグイ引っ張りこまれたというわけではないし、深い感動があったわけでもない。
この小説は時間と場所と登場人物を少しずつ共有しあう短編の塊でできていて、著者はこれを「巨大な短編」と読んでいるのですが、前半はスリリングだったけど途中で少し中だるみしてしまっているような感覚があったし、一気に読みたい!と思わされるようなものでもなかった。

でも、今回読んだことで、僕にとって古川日出男は気になる作家になったので、次はネットで見た感じで古川日出男の代表作らしい「ハル、ハル、ハル」を読んでみようと思っている。
でも、図書館だと代表的な作品は貸し出し中のことが多いんだよなー。

wikipediaの古川日出男紹介

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テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

【2007/11/18 01:36】 | 書評 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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