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ウェブはバカと暇人のもの 現場からのネット敗北宣言 中川淳一郎著
タイトルを読んだだけで、ある程度、内容は推察できてしまうが、ニュースサイトの編集者など、Webサイトを運用する側にいる著者から見たネットユーザーを語った一冊。
09年春に出版されてからはけっこういろんなところで話題になった。

僕の中では、ネットコンサルの梅田望夫さん(著者とは反対側の立場の人だ)が、09年6月に「日本のWebは『残念』」という発言をしたことも加わって、イケイケドンドンできた(でもないか)Webも風向きが少し変わるのかな?と感じたりもした。

で、この本の内容は、「ネットなんて万能でもないし、そんなにいいものでもないよ。ネットのヘビーユーザーなんて、金もない暇人ばっかりなんだから」的なもの。

第1章 ネットのヘビーユーザーは、やっぱり「暇人」
第2章 現場で学んだ「ネットユーザーとのつきあい方」
第3章 ネットで流行るのは結局「テレビネタ」
第4章 企業はネットに期待しすぎるな
第5章 ネットはあなたの人生をなにも変えない

目次を見ているだけでも、身も蓋もなさを感じるけど、ネットを商売に活かそうとしている人にとっては、ネットユーザー層を知るための一冊でもある。


例えば、ネットで叩かれやすい10項目

(1)上からものを言う、主張が見える
(2)頑張っている人をおちょくる、特定個人をバカにする
(3)既存マスコミが過熱報道していることに便乗する
(4)書き手の「顔」が見える
(5)反日的な発言をする
(6)誰かの手間をかけることをやる
(7)社会的コンセンサスなしに叩く
(8)強い調子の言葉を使う
(9)誰かが好きなものを批判・主張する
(10) 部外者が勝手に何かを言う

「書き手の「顔」が見える」ことは企業ブログの書き方などではオススメされていたりもするし、「誰かの手間をかけることをやる」というのもネットの中ではネタとして受け入れられていそうに思うけど、こういったことを書くことでクレームが発生することも多いみたい。
さらに、ネットのクレームはすごく気軽にできるし、ひとつのクレームに便乗しようとする人も多いため、けっこう大変なことになるらしい。


ネットでウケるネタ

(1)話題にしたい部分があるもの、突っ込みどころがあるもの
(2)身近であるもの(含む、B級感があるもの)
(3)非常に意見が鋭いもの
(4)テレビで一度紹介されているもの、テレビで人気があるもの、ヤフートピックスが選ぶもの
(5)モラルを問うもの
(6)芸能人関係のもの
(7)エロ
(8)美人
(9)時事性があるもの

たしかに、こんなネタは受けやすいんだろうけど、得意先のサイトには載せにくいネタばかり・・・。


企業がネットでうまくやるための5箇条

1.ネットとユーザーに対する性善説・幻想・過度な期待を捨てるべき
2.ネガティブな書き込みをスルーする耐性が必要
3.ネットではクリックされてナンボである。かたちだけ立派でも意味がない。そのために、企業にはB級なネタを発信する開き直りというか割り切りが必要
4.ネットでブランド構築はやりづらいことを理解する
5.ネットでブレイクできる商品はあくまでもモノが良いものである。小手先のネットプロモーションで何とかしようとするのではなく、本来の企業活動を頑張るべき

たしかに、これも正論。
ネットプロモーションを仕掛ける側としては「すごいことできますよ!」と言いたいところだけど、ネットは魔法じゃないから。
それでも、老若男女、すべての人にヒットするようなネットプロモーションはまだできていないけど、ネットユーザーがもっと増えて、利用の深度が深まるにつれて、ネット発信の商品やヒト(政治家・タレントなど)なんかは出てくると思う。

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テーマ:最近読んだ本 - ジャンル:日記

【2009/10/12 16:54】 | 読書メモ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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