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タイトルを読んだだけで、ある程度、内容は推察できてしまうが、ニュースサイトの編集者など、Webサイトを運用する側にいる著者から見たネットユーザーを語った一冊。
09年春に出版されてからはけっこういろんなところで話題になった。 僕の中では、ネットコンサルの梅田望夫さん(著者とは反対側の立場の人だ)が、09年6月に「日本のWebは『残念』」という発言をしたことも加わって、イケイケドンドンできた(でもないか)Webも風向きが少し変わるのかな?と感じたりもした。 で、この本の内容は、「ネットなんて万能でもないし、そんなにいいものでもないよ。ネットのヘビーユーザーなんて、金もない暇人ばっかりなんだから」的なもの。 目次を見ているだけでも、身も蓋もなさを感じるけど、ネットを商売に活かそうとしている人にとっては、ネットユーザー層を知るための一冊でもある。 例えば、ネットで叩かれやすい10項目 「書き手の「顔」が見える」ことは企業ブログの書き方などではオススメされていたりもするし、「誰かの手間をかけることをやる」というのもネットの中ではネタとして受け入れられていそうに思うけど、こういったことを書くことでクレームが発生することも多いみたい。 さらに、ネットのクレームはすごく気軽にできるし、ひとつのクレームに便乗しようとする人も多いため、けっこう大変なことになるらしい。 ネットでウケるネタ たしかに、こんなネタは受けやすいんだろうけど、得意先のサイトには載せにくいネタばかり・・・。 企業がネットでうまくやるための5箇条 たしかに、これも正論。 ネットプロモーションを仕掛ける側としては「すごいことできますよ!」と言いたいところだけど、ネットは魔法じゃないから。 それでも、老若男女、すべての人にヒットするようなネットプロモーションはまだできていないけど、ネットユーザーがもっと増えて、利用の深度が深まるにつれて、ネット発信の商品やヒト(政治家・タレントなど)なんかは出てくると思う。 スポンサーサイト
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