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1940年というと、大政翼賛会が成立した年であり、第二次世界大戦への参戦のきっかけとなった真珠湾攻撃の前年。
1940年へ至る1930年代は、満州事変~5.15事件~国際連盟脱退~2.26事件など、軍部が力を持ち、国が戦争へと向かってしまっていくそんな時代と捉えていた。 でも、「幻の1940年計画」を読むことで、それは一面的な捉え方であることがわかる。 1930年代の日本は、新しい百貨店がどんどん建ち、人々が映画やカフェーを楽しみ、洋装の人が増え、モダンな街へと移り変わっていったそうだ。 そして、紀元節でいう2600年にあたる1940年には、東京オリンピック、万国博覧会、テレビ放映の開始、東京下関間を9時間で結ぶ弾丸列車を開通させようとしていたらしい。 それも、荒唐無稽な夢としてではなく、現実的な事業計画として。 これらのことを知ることは驚きだったし、当時の日本にとっては戦争以外の選択肢もあったんだろうことが想像される。 「幻の1940年計画」は、第二次世界大戦当時の日本を考えるにあたっても、これからの日本を考えるにあたっても、大きな材料になるように思う。 話は変わって、この本の著者・指南役について。 著者の名前を見て、この著者の本を以前に見たことあるよな、読んだことがあったよな・・・と探してみた。 こんなマーケティング関連の本を書いている人、でも変わったペンネームと思っていたら、そういうわけでもないらしい。 指南役というのはエンタテイメント企画集団で、 というようなところらしい。 ちょっと気になるので、新刊の「サービスのサービス」を読むほか、ちょっと指南役をFollowしてみようかと思います。 ちなみに、指南役のWebサイトはこちら。 スポンサーサイト
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