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[書評]無印良品の「改革」 渡辺米英 著
僕もけっこう好きなブランド、「無印良品」の華々しいスタート、急成長後のつまずき、つかずきからの復活へ至った方法論とプロセスを綴った本。

この本は凋落から復活部分がやはり面白い。
凋落を招いた8つの理由として
・成功体験によるおごり
・大企業化による会議や制度の儀式化
・短期的な対症療法の連発による現場の混乱
・人に頼り制度化できなかったことによるブランドの弱体化
・過度な大型化と急速な他店舗化による店舗開発戦略の失敗
・カリスマ的な創業者トップ交代時に仕組み作りかうまくできなかったこと
・新しい商品戦略を打ち出すことができなかったこと
・ユニクロや百均などの競合社の出現
を挙げている。

これは新たな市場を開発したことにより急成長した企業が落ち込む際のパターンとして共通されることが多いように思う。

そして、無印が復活した運営方針の変化としては「文化や感性」による運営から科学的な運営ということがいえる。
・しまむらに協力してもらいながら独自に作り上げた出店基準書
・明確な数値基準による商品生産の最適化
・店舗作業のルールによる人事の効率化
などだ。

そして、この本の良いところはこれらの手法の一部を実際に公開してくれているところ。
・出店基準書によるランク付けの実例
・販管費削減のための30%プロジェクトの具体的な実施内容
・店舗運営のローコスト化の具体的な実施内容
・店舗の活性化と店頭スタッフのモチベーションアップ具体例
なども紹介されている。

この辺りは非常に参考になることが多く、僕が小売系のコンサルを依頼された際はこの本をもう一度読み返すことになると思う。

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テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

【2007/10/28 10:28】 | mucic | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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