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[読書メモ]ブランドは広告でつくれない
「ブランドは広告でつくれない」。広告関係の会社に所属している人間としてはなんともな書名。

しかし、著者はアル・ライズ&ローラ・ライズ(アル・ライズの娘さん)。
アル・ライズといえばマーケティング業界、特にブランディング関連においては非常に著名な人だし、僕自身もいろいろ読ませていただいて勉強させてもらっている方、この本もしっかり読みました。
↓↓↓こんな本を書かれてる方です


「ブランドは広告ではつくれない」で書かれていることは、
ブランドをつくるには広告ではなくPRが有効で、広告はできあがったブランドを保持するために有効なのだということ。

これを説明するために、事例を延々と積み重ね、本当に懇切丁寧に説明してくれている。
2009年の今では日本でも徐々にPRと広告のポジションの違いがようやく理解され始めているが、この本が出版された2002年ではアメリカでもPRと広告の違いはそれほど明確になっていなかったのかもしれない。
なんだか、読んでいて今の日本の状況に似ているのかな?と感じてしまう。
(根拠は全くないですが)

「ターボエンジン搭載!(自動車)」とか「野菜室付き!(冷蔵庫)」とか「持ち運べるカセットデッキ(ウォークマン)」など、商品のイノベーション自体がNEWSになり、消費者の関心を引きとめられた時代であれば、広告はブランドをつくり上げることができたんだと思う。
でも、時代が変わったし、消費者も変わったから、企業コミュニケーションも変わらないといけなくなった。そういうことなんだと思う。


この本の気になった箇所を書き留めておくと、

無名から有名になるにはどうしたらよいのだろうか。広告でそれを達成するには困難をきわめる。これには二つの理由がある。一つは広告自体が信頼されていないこと。もう一つは聞いたこともないブランドは信頼されないということだ。



広告の役割や機能は決して創造力ではなく、追認作業なのだ。これからの広告代理店は、PRによって消費者の意識に植えつけられた考え方やイメージをフォローアップすることに視点を移すべきである。



あと、広告とPRの機能の違いを説明した第4部は章名だけを読むだけでも考えさせられることが多い。

第1章 広告は北風、PRは太陽
第2章 広告は立体的、PRは直線的
第3章 広告はビッグバン、PRはスロービルディング
第4章 広告は映像、PRは言葉
第5章 広告は誰にでも、PRはキーパーソンに
第6章 広告は自己管理型、PRは他人依存型
第7章 広告は短命、PRは長寿
第8章 広告は高価、PRは安価
第9章 広告はライン・エクステンション、PRは新ブランド
第10章 広告は既存ブランド名向き、PRは新ブランド名向き
第11章 広告はおかしく、PRはまじめ
第12章 広告は非創造的、PRは創造的
第13章 広告は信頼されない、PRは信頼できる
第14章 広告はブランド維持、PRはブランド構築


納得できない箇所もなくはないが、要は広告とPRは役割も効き方も違うから、うまく使い分けて企業コミュニケーションをしましょうということ。
そして、僕は広告とPRの手法を使い分けられる、そんな人になってみたい。



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