スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【--/--/-- --:--】 | スポンサー広告 | page top↑
ハルキ、ハルキ、ハルキ 村上春樹のエルサレム賞受賞演説
村上春樹(呼び捨てすいません)がイスラエルの文学賞の最高賞と言われているらしいエルサレム賞を受賞した。

しかし、昨年末にイスラエル軍はガザ地区に侵攻して戦闘行為を行った結果、多くの民間人も殺傷している。

そんなタイミングでの村上春樹の受賞演説。
いろんなところで話題になっていますが、これはやはり残しておきたい。

池田信夫さんのBlogには英文で全文が掲載されている。
そして、コメント欄ではこの英文を訳した方のサイトへもリンクされている。
このコメント欄では、春樹さんの演説に対して賛否両論が出ているが、まぁそれはいいや。

そして、YouTube(ほんとに便利だなぁ)。
いつまで残されているかわからないが、春樹さんの演説が聞ける。
(一部のようだが)



そして、日本語訳。
笹部政宏さんのBlog「Kittens flewby me」ハルキ風和訳が掲載されていたので、一部抜粋。
(かなり長い引用ですいません)

僕はいくらか考え、来ることに決心した。僕も多くの小説家と同じように、人に言われたこととは反対に行動しやすい。自分の目で見て、手に触れたものしか信じないような小説家にとって、沈黙するよりは来てみること、来て話すことのほうが自然なことなのだ。そして僕は、立ちはだかる壁とそれにぶつかって割れる卵となら、その壁がどれほど正当でまた卵がどんなに誤っていようとも、卵の側に立つ。

僕たちはみな、割れやすい殻の中にかけがえのない魂を持ち、それぞれに高い壁に立ち向かっている卵なのだ。その壁とは、人としてそぐわないはずのことに人々を強制させる「システム」のことである。
僕が小説を書いている唯一の理由は、人が持つ最も尊い神性を描き出すことにある。僕たちを巻き込む「システム」に対して、その神性のかけがえのなさで満たすことだ。- そのために僕は人生を書き、愛を書き、人々に笑いと涙を差し出す。

誰もが立ちはだかる壁に対し望みを持てない:それは高すぎて、暗すぎて、冷たすぎる、僕たちはそんな割れやすい卵なのだ。だから暖かみや強さを得るために、心を繋ぎあわせなければならない。僕たちは自分たちの「システム」にコントロールされてはならない。それを作り出したのは僕達自身に他ならないのだから。



たしか、僕が大学受験のために浪人していた頃に「ノルウエィの森」は発売されたんだと思う。
例の赤と緑の本がクリスマス・シーズンに本屋で並んでいる時、だから僕は手に取りたいと思えなかった。

そして、大学に入学してからは友人たちの中にも村上春樹好きが多かったこともあり、大学生という身分に非常にマッチした作品が多かったこともあり、スーッと物語の世界に引き込まれ、小説もエッセイも対談も翻訳本もすべての作品を『文庫本』で揃えて読んでいた。
いくつかの作品、特に初期の3部作は何回も読み返した。


おまけに嬉しいことに、僕が村上朝日堂ホームページに送った質問は本にも掲載された。


でも、最近の春樹作品は読めていない。
スプートニク辺りからは読めていない。

最後にリアルタイムで読んだ春樹作品といえば多分、オウム真理教のサリン事件関連のこの2冊だ。


多分、この2冊から春樹さんは何か変化したんだろうし、僕自身も変化したのだと思う。
そして、今回のスピーチ。
僕にはここに何らかのつながりを感じる(というか、つながりがあるに違いないと思っている)。
村上春樹は常に一貫しているというか、過去の村上春樹の上に今の村上春樹は立脚しているから。
(普通の人はそう一貫できるものではないと思うし、特に僕は一貫できていない)

最近、風呂に入りながら村上春樹夫婦のギリシアとイタリアでの暮らしを書いた旅日記的な「遠い太鼓」を読んでいるからか、春樹さんのことを書いていると、ついついハルキ調の文体になってしまう。


風呂場でゆっくり時間をかけて「遠い太鼓」を読み終えたら、そろそろ、最近の春樹作品を読んでみようかと思う。充分な時間貯め込んだから、読む本はけっこうたくさん貯まったし。
スポンサーサイト

テーマ:なんとなく書きたいこと。。 - ジャンル:日記

【2009/02/18 02:46】 | ネットでの話題 | トラックバック(1) | コメント(0) | page top↑
<<湯川鶴章さんの講演を聞いて | ホーム | [読書メモ]戦略PR 空気をつくる。世論で売る。>>
コメント
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
→http://nowiswritten.blog121.fc2.com/tb.php/136-b0e4c2b3
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
村上春樹 写真
村上春樹全作品 4(1990&#12316;2000)商品価格:3,675円レビュー平均:0.0村上春樹音楽にしろ文学にしろ、好きな人と嫌いな人がいるのは当たり前で、そこらへん踏まえた上で反対の意見の人の言うことも注意深く聞こうと心掛けてるんですが、村上春樹に関しては他人の言う... ☆youtube動画and最新news☆【2009/02/18 06:29】
| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。