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[読書メモ]広告も変わったねぇ。 天野祐吉著
僕にとっての天野さんは、朝日新聞での連載コラム「CM天気図」のイメージが強い。
物心ついたころから、毎週の「CM天気図」を楽しみにし、さらに、中島らもさんの「明るい悩み相談室」も楽しみに読んでいた。
こう考えると、朝日新聞のお陰で広告好きになった人はけっこう多いかもしれない。

そんな天野さんの文章(対談だけど)を久しぶりに読みました。

気になった部分を書き出させていただくと、

●杉山恒太郎さんとの対談で、比較広告について話していたところで

天野:思想と言う言葉の捉え方が難しいんだよね、日本の場合は。思想というよりは「センス」、あるいは「美意識」かな。思想よりも美意識のほうが、日本では重要だったりするでしょ?



●中島信也さんとの対談で、広告の役割について話していたところで

天野:いままでは、広告の情報のほとんどが増す広告にゆだねられていた。万能だったんだよね。そこに役割の分散が起きてきている。ちょっと理屈っぽい話になって恐縮なんだけれど、ぼくは広告には、大きく分けて3つの情報があると思っている。商品についての情報を伝える「インフォメーション」、使った人がああだったこうだったと感想をいう「レポート」、企業が自社の考え方を生活者に伝える「オピニオン」。広告は、この3つがぐちゃぐちゃっと混ざりあってできていると思うんですよ。



●佐藤尚之さんとの対談で、行動動線について話していたところで

佐藤:キャプティブって、まだ日本ではあまり使われていないんですけど、「とらわれる」みたいな意味の言葉です。たとえばエレベーターに乗っているあいだは、じっとそこにいなきゃいけないでしょう?箱の中にとらわれてしまう。そこに動画広告なんかがあると、見てしまいますよね。エスカレーターもそうですし、電車内もキャプティブな場所です。
天野:むやみに歩きまわれないものね。
佐藤:ですよね。特に理解が必要な広告や、動画なんかの場合は、そういうとらわれている状況は格好の場です。昔はたぶん、お茶の間もキャプティブだったと思うんです



●伊藤直樹さんとの対談で、ゲームでの疑似体験について話していたところで

天野:要するに、ゲームの登場によって、物語を見たり聞いたりではなく、物語を「する」時代になったんだと思うんですよ。
伊藤:なるほど・・・。
天野:ところが、ここでちょっと不思議なことが起こるんだね。なぜだか、「する」ものをつくった人は、意外なほどに名前が表に出ないんです
 ~中略~
堀井雄二さん(ドラゴンクエストの作者)にかぎらず、テレビゲームをつくった人や、ゲームのシナリオを書いた人は、一般的にはほとんど、名前を知られていないでしょう?



●谷山雅計さんとの対談で、ミクシィのコメントについて話していたところで

谷山:で、広告の話に戻りますけど、コピーの場合も、まぁ、未完成ってわけにはいきませんが、人がコメントをつけやすい、コメントをつけたくなる隙のようなものは、すごく必要だと思っているんですよ
~中略~
天野:それはあるかもしれないね。たしかに、いいコピーというのは自己完結していないのかもしれない。どこか、受け手に対して投げ出しているところがあるんだよね。オープンで。



他にも印象的な話はあるんだけど、こんなお話が続きます。

こんな風に、広告について、純粋に楽しく話す時間って大事かもしれないと思うのでした。

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【2009/01/22 02:36】 | 読書メモ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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