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頑張る郵政
僕にとって昨日一番のニュースは「mixiで住所を知らないマイミクにも年賀状を送れる!」だった。
個人情報をmixiに握られそうで怖いという意見も出ているようではあるけれど、面白い試みだと思うし、民営化1年でこんなことができるようになった郵政(郵便局?)はエライと思う。
こんなニュースを見たら、小泉さんまで偉いように感じる。

開発者のインタビューもこちらに載っていますのでご参考ください。
「迷わずミクシィに声かけた」日本郵便--新しい年賀の形を目指す

また、同じく、昨日発見した(発表はもう少し前なのかもしれない)のは同じく郵政の「tipoca」というサービス。
サービス名からサービス内容が想像しにくいからこのサービスが広まるか?は疑問ですが、これは広告付きなので無料で送ることができる年賀状。

目上の親戚や上司、取引先なんかに送るには不向きだけど、友達に送る分には使えるかも。
このサービスによって、年賀状を送る習慣が止めてしまった人(僕みたいに)が年賀状を送り出すキッカケになるかも。

でも、それをいえば、mixiで送れる年賀状の方が年賀状を送るキッカケ作りになるかも。
というのは、これも「僕の場合は~」なんですが、僕のマイミクには小学校から大学までの同級生や先輩がいるのですが、そのほとんどの人の住所を知らないのです。

だってねぇ、今時、携帯番号やメールアドレスを教えあうことはあっても、住所を教えあうことって少なくなっていませんか?

そういった意味で、住所を知らなくても送れるmixi年賀状は画期的。
これを倣って、携帯アドレスがわかれば送れる年賀状サービスもいいかも。
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【2008/10/29 02:17】 | ネットでの話題 | トラックバック(1) | コメント(0) | page top↑
[書評]ターゲットメディア・トルネード Web広告、雑誌広告、交通広告(OOH)、が効果的なワケ
「ターゲットメディア・トルネード」
タイトルだけ見たら、どんな本だ?と思いますが、自分の理解で簡単にまとめてしまうとこんな本です。
●テレビ、新聞、雑誌、OOH、Webなどの各広告メディアの特性整理
●知名~購入へと至る際にマスメディアからターゲットメディアへとメディアで絞込みがされていること
●マスメディア(テレビ・新聞)からターゲットメディア(雑誌・OOH)まですべてにWebが絡むこと
●商品購入前・商品購入直後・購入後のアフターフォローによる3度の満足で顧客がロイヤル化すること
 (ここは自分にはあまり理解できなかったが)

まず、自分にとっては各メディアの特性整理が非常にわかりやすかった。
本書内ではもっと詳しく紹介されているのだが、憶えておこうと思ったのは
●テレビ、新聞、雑誌、OOH、Webなどの各広告メディアの特性整理
 ○テレビ
    パーソナルでかつ大衆的なマスメディア
 ○新聞
    世帯単位でのマスメディア
 ○雑誌・ラジオ・BS・CS
    興味単位で区切られたターゲットメディア
 ○OOH・SP・イベント
    購入導線を促すターゲットメディア
 ○街・店舗広告
    購入直前の段階で購入促進させるメディア

大学ではメディア論とかをとっていたように思うけど、僕が仕事で関わったのは「OOH・SP・イベント」以降の部分とWebが多かったため、各メディアの特性がしっかり整理できたのはありがたい。


今、流行りのコミュニケーションデザインやコミュニケーションプランニングなどを考えるにあたっては、メディアプランもすごく大事。そして、メディアプランをやるには各メディア特性を把握し、各メディアをうまく繋げていくことが必要不可欠。
これまではマスメディアを担当する人はマスメディアばっかり、ターゲットメディアを担当する人はターゲットメディアばっかりということが多かった。でも、今の広告や広報などのコミュニケーション活動には、メディアという飛び石をうまく配置してやることで、生活者に購入という川をうまく渡ってもらうためのメディア横断型のシナリオプランニングが大切になっている。

だから、飛び石の役割を果たすそれぞれのメディア特性をこの本で再整理できてよかったと思っている。


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【2008/10/26 01:22】 | 書評 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
[書評]自己啓発書を読む
僕は昔から自己啓発書と呼ばれる本が嫌いだ。
どちらかというと、ビジネス書と呼ばれるジャンルの本も嫌いだった。今でも如何にもなビジネス書は好きではなく、嫌いだ。

でも、仕事絡みで今ではビジネス書もよく読むようになった。
それでも、如何にもなビジネス書は敬遠しがちで、マーケティング関連本やネット関連本などの少しサブカル的な匂いがする本をよく読んでいる。
(そういえば、必要性に駆られて、コンサルティングメソッドや統計解析関連の本も一時期はよく読んでた)

そして、最近は毛嫌いしていた自己啓発書ジャンルに入る本も時々ではあるけれど読んでいる。
その中でも昨日読み終わった「仕事アタマの設計図 思考のボトルネックを解除しよう!」と、一昨日から少しずつページをめくっている「非常識な成功法則」は非常に興味深い。

石川和幸というコンサルタントの方が書いている「仕事アタマの設計図 思考のボトルネックを解除しよう!」は、タイトル通り、思考のボトルネック(自分が考えを巡らせ深めていく際に糞詰まりになっている箇所)を解除する方法を、思考の技術論と生き方や習慣まで踏み込んで書いてくれている。

僕がこの本の中でもっとも引っかかったのは後半に書かれている「選択というボトルネック」。
簡単に書くと、自分の居場所や将来的に目指す場所の選択がボトルネック(障害といっていいかもしれない)になっているということ。
高校野球でレギュラーになることを目標としている人はソコ止まりで、高校の頃からメジャーリーガーを目指している人とは目標も満足する位置も努力の仕方も違うから、自分がより高いところに目標を置いていないと、自分でリミッターを掛けてしまうということだ。


そして、一昨日からページをめくっているものの、途中で止まっている「非常識な成功法則」の著者は、フォトリーディングやマインドマップの啓蒙者(最近の言い方ではエバンジェリスト?)でもある、これまたコンサルタントの神田昌典さん。

この本は僕がほんとに嫌いな類の自己啓発書なんだけど、嫌いだからこそ読んだ方がいいんだろうなと思える本。
序章にはこんなことが書かれている。
凡人を抜け出すために、多くの人はお金の豊かさと心の豊かさの両方をいっぺんに追い求めようとする。でも、この2つの豊かさをいっぺんに手に入れることは難しい。だから、嫉妬やミエや虚栄心などの悪の感情のパワーも生かして、まずはお金の豊かさを手に入れて、その後に心の豊かさを追う。
読んでいて楽しい内容ではないが、なるほどと思う。

そして、自分の目標や「やりたいこと」を見つけ出すために、「やりたくないこと」を書き出した上で、「やりたいこと」を書きなさいと、言うのですが、僕にはこれが難しい。

というのは、「やりたくないこと」は割り合い明確に書けるのに、肝心な「やりたいこと」が明確に書けないのです。

自分でこんなことを書いて、世の中に晒すのもどうかと思うけど、僕にとっては「やりたいこと」を明確にできないことにいろいろな問題が含まれているんだろうと思う。
短期的な視点での「やりたいこと」は浮かばなくはないんだけど、長期的な目標となると難しい。
なので、嫌だけど、「非常識な成功法則」をもう少し読み進めて行こうと思う。


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【2008/10/21 02:37】 | 書評 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
[書評]クロスイッチ
以前から読みたいと思っていた「クロスイッチ」をようやく読んだ。
同じく電通社員の方による「明日の広告」「コミュニケーションをデザインするための本」の流れに沿った本。

僕の感覚では、「明日の広告」で現在のメディア状況の変化とこれからの広告の方向性を示し、「コミュニケーションをデザインするための本」でメディア横断して消費者を誘い出しAISASの流れに乗せていく具体例をいくつかの実例で示し、「クロスイッチ」ではこれらの手法を電通Methodと電通Toolを紹介しつつ解き明かしている。

同業者の僕にとっては非常に役に立つし、自分が考えていたことも整理されてスッキリできた。
せっかく読んだんだから、明日からもしっかり利用させてもらおうと思う。

一方で、この3部作による電通自体の広告効果は大きいんだろうなとも思う。


関連リンク
明日の広告
コミュニケーションをデザインするための本




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【2008/10/19 22:48】 | 書評 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
経済素人が感じる最近の経済観
世界同時株価暴落とか、世界恐慌時並みの暴落幅だとか、世界同時株価安だとか、G7が金融安定のために「あらゆる手段」 行動計画採択するとか、毎日のようにニュースなどで目にしますが、なんかすごく違和感を感じています。

現在の経済不安の原因としては、近くはリーマンブラザーズの破綻、もう少し振り返るとサブプライム問題辺りまで関係しているらしいです。

でも、僕にはそもそも現在の経済原理というか、経済のシステムというか、、、
株式投資などを中心とした信用経済が、今の時代にマッチしなくなっているように感じます。

日経も購読してはいないし、経済については本当に素人な人間の想いだから、大間違いなところやゼレているところはたくさんあるんだろうけれども、

●そもそも、株式投資はその企業の将来性を見込んで、出資するものだったはずなのに、今ではデイトレードと言われるほどに、短期間で売り買いされることが多くなっている
 ⇒これはネットトレードによって、株式の売り買いが低コストで簡単且つ素早く行えるから

●「インサイダー取引」は禁止されているけれども、ネット社会になり、インサイダー情報は怪しい情報も含めて巷に溢れている
 ⇒インサイダー取引は禁止されているが、これを完全に取り締まることは不可能だと思う。専ら、良心に問いかけるぐらいのことしかできておらず、情報格差によるアンフェアな市場になっている

●株式上場によって得られる上場益を期待しての会社経営・上場が増えている(みたい)で、株式会社の意味(存在?)自体も疑問視されている?

●株式市場は投資ではなく、マネー投機の場所になってしまっている。
 ⇒株価が上がることを期待して株式購入するのだから、投機に的になるのは当たり前かもしれない。でも、公開時や増資時以外に株式市場で株を購入してくれても、株を発行している企業にはあまりメリットはない。かといって、誰かが買い取ってくれないと、株式の値上がりはあり得ないのだけれども。。。

こう書いていても説明にもなっていないし、よくわからないのだけれども、新たな経済システムが必要になりそうな気がするのです。

だれか、うまく説明してくれるといいのだけれど。

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【2008/10/13 00:17】 | 市場変化 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
[書評]ロングテール 「売れない商品」を宝の山に変える新戦略
「ロングテール」という言葉は、マーケティングやインターネットに関わっている人、会社の経営に携わっている人なら聞いたことがあるだろうし、だいたいの意味は把握されていると思う。

だいたいの意味としてwikipediaから転載させていただくと、

べき乗則に従う商品売り上げのグラフを、縦軸を販売数量(population)、横軸を商品名(product)として販売数量順に並べると(下図)、あまり売れない商品が恐竜の尻尾(tail)のように長く伸びる。つまり、販売数量が低い商品のアイテム数が多いということを表す。
longtail


といったことになる。
でも、これは現象面の説明だ。
「ロングテール(Long Tail)」というネーミングがあまりも秀逸なために、起こる現象について把握している人は多いけど、何故、ロングテールという現象が起こったのか?などの原因まで含めて把握できている人は案外少ないように思う(自分がそうだったからそう思うだけかもしれないが)。

本書に書かれているロングテールを引き起こした3つの追い風は
●生産手段の民主化
 パソコンやデジタルカメラにより、コンテンツ制作が容易に安価で可能になり、多くの人がコンテンツ制作に参加できるようになった。
●流通手段の民主化
 インターネットにより、低価格で出店が可能になった。さらに、イーベイやヤフオクなどを使うと、より気軽に売主(出品者)になれる。また、在庫や棚の制限をあまり気にすることなく、商品ラインナップを広げることができるようになった。
●需要と供給の一致
 Googleなどの検索エンジンの高性能化、レコメンデーション(オススメ機能)の高機能化など、集合知を用いたマッチング機能が発展してきた。

この3つの追い風によって、
商品数が膨大になり、膨大な商品をラインナップさせて流通させることが可能になり、膨大な商品から好みの商品が見つけやすくなった。

だから、不動産のように商品数に限界があるものはロングテール化しにくいし、在庫コストが発生するような商品や業態ではロングテールは採算が合わないし、マッチング機能が働かないとロングテールの尻尾は短くなってしまう。

「そんなことは知ってるよ!」なのかもしれないが、自分としては改めて頭の中が整理できた。


ちなみに、この本の著者は「ロングテール」という言葉を初めて世に知らしめたワイアード誌の編集長のクリス・アンダーソン氏。
改めて原典にあたる良さを感じました。

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【2008/10/11 12:54】 | 書評 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
[書評]ポジショニング戦略
今回紹介する「ポジショニング戦略」は、1969~1970年と僕が生まれた頃に出版された(日本では1987年に出版)されたマーケティング本の古典本を「新版」としてリニューアル再刊されたもの。
この本に関わる人たちも豪華キャストで、著者がアル・ライズとジャック・トラウト、さらに序文をフィリップ・コトラーが書いている。映画に例えると、スティーブ・マックイーンとポール・ニューマンが主演した映画をクリント・イーストウッドが紹介しているという感じでしょうか。

そんな古典で且つ、名作で且つ、今も古びていないマーケティング本です。

「ポジショニング」という言葉はマーケティング関係者じゃなくても聞いたことはある人は多いと思います。

簡単に説明すると、「他の商品やサービスとの違いを明確にした上で、消費者の心にうまく留まれる位置(ポジション)を創り出し、浸透させること」。

30年前に唱えられだした理論だけど、今でもしっかり通用する。
それに、商品やサービスの幅が広がり広告情報が氾濫している現在にこそ、必要な理論だと思う。

売れる広告や売れるプロモーションを作り出そうとするならば、
●商品やサービスのポジショニングを明確にし、
●ポジショニングに沿ったターゲット層を明確にし、
●ターゲット層のインサイト(行動原理などを洞察)し、
●ターゲットの嗜好や行動原理に合ったコミュニケーションデザインをし、
●ターゲット層がはまりやすい広告表現を行う。
●そして、このコミュニケーション手法を続ける。
といったことをすればよい。
それぞれを正確に実施することは難しいかもしれないけど、一度うまくいけば、いい流れが出来上がるはず。


これを再認識思しましたが、思想でも理論でも、その原点となった著書を読むことはすごく大事だし、自分の中にも残りやすいよなと思いました。

【過去の関連記事】
[書評]無敵のマーケティング 最強の戦略

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【2008/10/09 00:35】 | 書評 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
アメリカ経済とマイケル・ムーア
リーマン・ブラザーズ破綻などからアメリカ経済がおかしくなっている。
今朝のニュースでは「米株、ダウ終値は4年ぶりに1万ドル割れ」とも報道されてるし。

そして、経済を立て直すために、住専破綻の時の日本のように、税金を使おうとしているらしい。

これに対して、『マイケル・ムーアの恐るべき真実 アホでマヌケなアメリカ白人』や『ボウリング・フォー・コロンバイン』、『華氏911』などを撮っている映画監督のマイケル・ムーア「ウオール街の混乱のおさめ方」という声明を発表したとのこと。

いくつかのブログで紹介されていたので、こちらでもそのまま紹介。
自由に転載可ということだったので、「薔薇、または陽だまりの猫」より日本語訳を転載させていただきます。長いです。(こういう時に、英語の読み書きを覚えなきゃと思います)


差出人: "Michael Moore"
日時: 2008年10月2日 5:16:59:JST
件名: Here's How to Fix the Wall Street Mess ...from Michael Moore
返信先: maillist@michaelmoore.com


皆さん、

400人のアメリカの最裕福層、そう、「たったの400人」が底辺の1億5千万人を全部合わせ
た以上の財産を持っています。最裕福400人が全国の資産の半分以上を隠匿しているのです
。総資産は正味1兆6千万ドルになります。ブッシュ政権の8年間に彼らの富は「7千億ドル
近く」膨らみました。7千億ドルはちょうど救済資金として我々に支払いを要求しているの
と同額です。彼らはなぜブッシュの下でこしらえた金で自ら救済しないのでしょうか!


勿論彼らにそんな積もりはありません。少なくとも自発的には。ジョージ・W・ブッシュ
はクリントン政権から1270億ドルの黒字を引き継ぎました。それは我々国民の金であって
自分のものではないので、裕福層が求める通りに後先も考えずに支出しました。その結果
国民は今9兆5千億ドルの負債を背負っています。そもそも我々はなぜたとえ少しでもこん
な盗人貴族に追い銭を与えねばならないでしょうか?


さて私の救済プランを提唱したいと思います。下記の私の提案は「金持ちは自分のプラチ
ナの踏み台に乗って自分を引っ張り上げるべき」という単純明快な考えから自然に導かれ
るものです。

金持ちさん、済まないがこれはお前さん達がいやと言うほど我々の頭に叩き込んだものだ
よ。タダ飯ハ食ワセナイ…。生活保護で生きる人達を憎むようにし向けてくれて有難う。
だから我々からお前さん達に施しは出来ないのだよ。

上院は今夜急遽金融救済法案を採決に持ち込もうとしています。これは阻止しなければな
りません。我々は月曜日に下院でこれを成し遂げました。今日上院でも出来るのです。


ところで、我々は徒に抗議し続けるだけではなく議会がなすべきことをきっちりと提案し
なければ埒が明かないのは明らかです。そこでフィル・グラム(共和党・ジョン・マッケ
インの参謀)より賢い人達と相談の上、「マイクの救済計画」と題してここに私の提案を
します。明快・単刀直入な10項目です。


1.【ウオール街で、承知の上で今回の危機到来に加担した者を犯罪者として起訴するた
め、特別検察官を任命せよ】
何らかの新たな支出をする前に、議会は責任を持って、我が国の経済の略奪に少しでも関
わった者を刑事犯として起訴することを決議すべきである。即ち、インサイダー取引き、
証券詐欺その他今回の崩壊に何らかの寄与をした者は投獄されるべきである。この事態を
出現させた全ての者と、今後も社会を欺く全ての者を精力的に追求するための特別検察官
を招聘すべきである。


2.【救済経費は富裕者が自ら負担すべきである】
彼らが住む邸宅は7軒から5軒に減るかも知れない。乗る車は13台から9台になるかも知れ
ない。飼い犬のミニテリアの世話係は変える必要もあろう。しかしそもそも、ブッシュ政
権下で世帯当たり収入を2,000ドル以上も減らされた勤労者や中流層が、彼らのもう1隻の
ヨットのために10セントでも払ってやるいわれなどありはしない。
もし彼らが必要だと言う7千億ドルが真に必要なものならば、それを簡単にまかなう方法を
提示しよう。

  a) 年収100万ドル以上の全ての夫婦と年収50万ドル以上の独身納税者は、5年間10%
の追加所得税を支払う。(これはサンダーズ上院議員の案である。彼は[訳注:ケンタッ
キーフライドチキン創業者の]カーネル・サンダーズのようだ。彼だけが正しいチキンを
揚げている。)これでも富裕層はカーター政権の時よりも税負担が少ないのだ。これで3
千億ドルが出来る。

  b) 殆どの民主主義国家のように、全ての株取引に0.25%を課税する。これで毎年2
千億ドル以上が出来る。

  c) 株主はみな愛国的米国人であるから、四半期の間配当の受領を辞退し、その分を
財務省による救済資金の足しにする。

  d) 米国の大企業の25%は現在連邦所得税を全く払っていない。企業からの連邦税収
は現在GDPの1.7%であるが、これは1950年代には5%であった。もし企業の所得税を1950
年代の水準に戻せば更に5千億ドルが出来る。

以上を組み合わせればこの惨状を十分に終わらせられるはずである。富裕層は豪邸や使用
人を持ち続けられるだろうし、我らの合衆国政府(「国が第一!」)は多少の余剰金で道
路や橋や学校の建設も出来るだろう。


3.【緊急救済すべきは住居を失う人々だ。8つ目の住宅を建設する連中ではない。】
現在130万軒の住宅が抵当として取り上げられている。これこそが正に問題の核心なのだ。
だから資金を銀行に贈与するのではなく、1人当たり10万ドルでこれらの住宅ローンを払
いきるのだ。そして住宅の持ち主が時価に基づいてローンを返済するべく銀行と再交渉で
きるように要求する。この救済措置の対象は持ち主の現住住宅のみとして、家転がしで儲
けを企んでいる者や投機家を確実に排除しておく。この10万ドルの返済と引替えに政府は
そのローンの債権を共有して幾らかを回収できるようにする。このようにすると住宅ロー
ンの焦げ付きを(貪欲な貸し手を巻き込まずに)その根っこで解消する費用は7千億ドル
ではなく千五百億ドルですむ。

さて記録は正しておこう。住宅ローンの返済不能に陥った人々は「不良リスク」などでは
ない。彼らは我々の米国民仲間であり、我々の全てが望み、殆どの人が持っているもの、
即ち自分たちの家を彼らも望んだに過ぎない。しかしブッシュ時代に何百万人もがそれま
でに就いていた良い職を失ったのだ。600万人が困窮し、700万人が健康保険を失った。そ
して全ての人の年収が2,000ドルも減少したのだ。つまずきの連鎖に見舞われたこれらの人
々を見下す者は恥を知れ。我々が皆自分の家に住める時社会はより良く、より強く、より
安全で幸せなものとなるのである。


4.【あんた達の銀行や会社が我々からの「救済金」を少しでも受け取れば、我々はあん
た達の主人だ】
気の毒だがそれが世の決まりなのだ。もし我々が家を買うために銀行から資金を借りれば
、全額を利子も付けて返済するまでは銀行がその家を「所有」する。ウオール街について
も同じだ。もしもあんた達が良い生活を続けるために何らかの資金を必要とし、また政府
があんた達を低リスクで国家のためにも必要な者だと判断したら、ローンは得られるが、
我々があんた達を所有することになる。もし債務不履行があれば我々はあんた達を売却す
る。これはスエーデン政府が行って成功した方法なのだ。


5.【規制は全て回復しなければならない。レーガン革命は死んだ】
今回の悲劇は狐に鶏小屋の鍵を持たせたことが原因である。1999年に、フィル・グラムが
ウオール街と銀行を支配する全ての規制を撤廃する法案を起草した。法案は成立してクリ
ントンが署名した。その署名の時、マッケインの主任経済顧問であるフィル・グラム上院
議員が言った言葉は次のようであった。曰く、

  「1930年代、 …政府が答えであった。動いている市場を政府が支配することで安定
と成長がもたらせられると信じられていた。」
  「今日我々はそれを撤回する。我々は政府が答えではないことを学んだからだ。自由
と競争こそが答えであることを学んで来た。我々は競争と自由を手にすることで経済成長
を促進し、安定を推進する」
  「ここに立っていることを誇りに思う。これが重要な法案だからだ。規制撤廃法案な
のだ。私はこれが未来の波であると信じている。その実現に参加できたことをとても誇り
に思う」

この法案は撤回されなければならない。ビル・クリントンはグラム法案を撤回して財政機
構に一層厳格な規制を復活させる努力を主導することで貢献できるはずだ。これらが達成
されたら、航空会社、食品検査、石油業界、職業安全衛生管理局、その他日常生活に影響
する全てのことに関する規制の回復も出来る。どのような「緊急救済」を管理する規定も
、資金の裏付けと全ての違反者の刑事処罰が伴わなければならない。


6.【失敗が許されないほど巨大なものは存在も許されない】
超大型合併の出現を許す一方で独占法やトラスト禁止法をないがしろにする現状によって
多くの企業が合併で余りにも巨大になりすぎて、その破綻を考えるだけで一国の経済全体
が破綻に至るほどになってきた。1つや2つの企業がこれほどの威力を持つことがあって
はならない。いわゆる「経済的真珠湾」は、人々の資産が何千何百の企業に分散していた
ら起こりえないことである。自動車会社が1ダースもあれば、その1つが倒れても国家の
惨事にはならない。もし町に別々の経営による3紙の新聞があれば1社だけが情報を独占
することはない(分かってます、自分は何を言っているのだ?!今時誰が新聞など読んで
いる?あの合併と買収の嵐で、確かに強力で自由なプレスが一つ出来て嬉しいことだ!)
企業が余りに大きく独占的になりすぎて、片目にぱちんこの一撃を受けただけで倒れて死
ぬようなことがないように、企業の肥大化を防ぐ立法が必要である。又、どんな機関にも
誰も理解できないような資金運用計画を作らせてはならない。2行で説明出来ないならば
、どんな資金も受け取ってはならない。


7.【いかなる会社重役も、従業員の平均賃金の40倍を超える報酬を受け取ってはならず
、会社のための労働への妥当な給与以外にはいかなる「落下傘」(訳注:墜落する企業か
ら退散する時の巨額の退職金など)も受け取ってはならない】
1980年には米国の平均的な最高経営責任者は従業員の45倍を得ていた。2003年には自社従
業員の254倍を稼いだ。8年のブッシュ時代が過ぎて、今では従業員の平均給与の400倍を
得ている。公的な会社でこのようなことが出来る仕掛けは正気の沙汰ではない。英国では
平均的な最高経営責任者は28倍稼いでいる。日本では17倍に過ぎない!最近聞いたところ
ではトヨタの社長は東京で優雅に暮らしていたらしい。こんな少額でなぜそんな暮らしが
出来ているのか?真面目な話、これは非道である。我々は頂点の連中が何百万ドルを操っ
て信じがたいほどに膨れあがるのを許して今のような大混乱を創ったのだ。このままにし
てはならない。役員は誰もこの混乱から脱出するために受ける援助から利益を得てはなら
ないのは勿論、会社の破綻に責任ある役員は会社が何らかの援助を受ける前に辞職しなけ
ればならない。


8.【連邦預金保険公社を強化して、国民の預貯金にとどまらず年金と住宅の保護のモデ
ルとせよ】
昨日オバマが国民の銀行預金に対する連邦預金保険公社による保護の範囲を25万ドルにま
で広げるよう提案したのは正しかった。しかしこれと同様の政府系保険で国の年金基金も
保護されなければならない。国民が老後のために支払った掛け金がなくなっていないかと
心配することがあってはならない。これは、従業員の年金の基金を管理する企業を政府が
厳格に監督することを意味する。…或いは企業が基金とその運用を政府に委ねるのも一案
だが…。国民の退職基金も保護が必要だが、基金を株式市場という博打に投資させないこ
とを考える時かも知れない。我が国の政府は、何ぴとも年老いて赤貧に投げ込まれること
がないことを保障する厳粛な義務を負うべきである。


9.【深呼吸をし、落ち着いて、恐怖に日々を支配させないことが誰にも必要だ】
テレビを消そう!今は「第二の大恐慌」などではない。天は落ちては来ない。評論家や政
治家が余りにも矢継ぎ早に、おどろおどろしく嘘をついているので、我々は降りかかる恐
怖の影響を免れるのが困難になっている。私でさえ、昨日、ダウ平均株価が過去最大の1
日の下落を示したとのニュースを聞いて皆さんに記事を送り、その内容を繰り返した。そ
れはその通りだが、7%の下げは1987年に株価が1日で23%暴落したブラックマンデーに
はほど遠いものだ。80年代には3,000の銀行が閉鎖された。しかし米国は破産しなかった。
彼らは絶えず上がり下がりの波に遭いながらも結局は何とかなった。そのはずだ。金持ち
は自分たちの富を粉々にしたくはないのだから!彼らは事態を沈静化させたり、再び奔流
に投げ返したりすることに元々関心が深いのだ。
[事態は狂ってはいるものの]今週何万人もが自動車ローンを組んだ。何千人もが銀行で
ローンを借りて家を買った。大学に戻った学生達を15年の学生ローンに取り込んで銀行は
ほくほく顔だ。日々の営みが続いている。銀行預金や手形、定期預金証書の形である限り
誰一人金を失わなかった。そして何より驚くべき事は米国民が恐怖キャンペーンに乗らな
かったことだ。人々はひるむどころか議会に救済法案を葬らせたのだ。それは真に印象深
い出来事だった。民衆が大統領やその一味が繰り出す恐怖に満ちた警告に屈しなかったの
はなぜだろうか?そう、「サダムはその爆弾をもっている」などと何度も言えるのは人々
に大嘘つきだと見破られるまでのことでしかない。長い8年のあと、国民は疲れ果てても
う我慢の限界なのだ。


10.【民衆の「国民銀行」を作ろう】
どうしても1兆ドルを印刷するとしたら、それは一握りの大金持ちに与えるのではなく我
々自身に与えようではないか。フレディーとファニー(2大政府系住宅金融会社)が我々
の手に落ちた今こそ、国民の銀行を作ろうではないか。自宅の購入、小規模事業の起業、
通学、癌治療、或いは次の大発明のための資金を望む全ての人に低金利の融資を行う銀行
である。また、米国最大の保険会社AIGも我々の手に落ちたのだから、次の段階に進ん
で全ての人に医療保険を提供しよう。全国民にメディケアーだ。これで長期的には大きな
節約が出来るだろう。又、平均寿命が世界12位とはならないだろう。もっと長生きをして
政府が保障する年金を享受し、やがて、非常な惨状をもたらした企業犯罪者達を許して出
獄させ、我々の助力で市民生活に再順応させる日を生きて迎えるだろう。…素敵な家1軒
と、国民銀行の援助で発明されたガソリンを使わない自動車1台を持つ市民生活にだ。


マイケル・ムーア
MMFlint@aol.com


追伸:地区の上院議員に今すぐ呼び掛けて下さい。議会のサイトが再びクラッシュした時
のために予備のリンクを示しておきます。
 http://www.congressmerge.com/onlinedb/indehtmx. 
上院では今夜、アメリカ略奪の独自改正案を審議します。又、あなたがマイクの10項目計
画に賛同していることを地域の下院議員に知らせて下さい。


しかし、この法案は可決されてしまったみたい。

これから、どうなるんだろう?

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【2008/10/07 08:14】 | 市場変化 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
AMN「先端企業に学ぶ消費者との対話への取組み」~カンバセーショナルマーケティング最新事例~
もう一昨日の話になりますが、木曜日にアジャイルメディア・ネットワーク主催のマーケティングセミナー「先端企業に学ぶ消費者との対話への取組み」~カンバセーショナルマーケティング最新事例~に参加してきました。

カンバセーショナルマーケティングとはアジャイルさんが推進されているCGMやクチコミに対するPRやマーケティング活動のこと。

今回のセミナーでは、アサヒビールの横山さんとソニーマーケティング株式会社の遠藤さんが、それぞれの会社で実施されているカンバセーショナルマーケティングについてお話いただき、その後アジャイルメディア・ネットワークさんのサービス説明を挟んでから、お二人のスピーカーとアジャイルの徳力さんの質疑応答的なパネルディスカッションという内容。

スピーカーのお二人の講演も興味深いものでしたが、僕がより興味深く聞かせていただけたのは、最後のパネルディスカッション。


消費者を巻き込んでの口コミマーケティングは広告が効きにくくなり、周りの人やネット上の「識者」的な人の意見が重要視される時代には効果的なマーケティング手法だとは思う。思うし、僕としてもいろいろ試してみたいと思っている。

でも、実際にお得意先に採用していただくには、「どんな成果が出るの?」「どんな効果指標で測れるの?」「でも、リスクもあるんだよね?」などの疑問や不安に答えないといけない。
さらに、担当者の方から決裁者の方に上げてもらわなくてはいけない。
これは、かなりハードルの高いことだと思うのだけど、これをお二人はどうやってクリアされているのかを聞きたかったのです。

そしたら、僕の非常に汚い字で書かれた雑な質問を徳力さんに取り上げていただき、さらにより立体的な質問をしていただけた。

成果や効果指標として見ているものは、ソニーの遠藤さんの場合は
●関連ワードで検索した際にソニーサイトやソニーおよびソニー商品に言及した(しかもポジティブに)ページでどれだけ検索結果を埋められるかということ
●ソニーおよびソニー商品に言及したブログ記事がどれぐらい増えるかということ

できることなら、ブログ記事に数に加えて各ブログの読者数、そしてその読者がどんなアクションを取ったか?まで知りたいけど、現状はそこまで把握できないということだった。(ここを把握できるサービスができると、面白いですね)

そして、ネットの場合は成果は?と厳しく聞かれるけど、それならテレビCMなどのマス広告ではどれだけの成果が出たのかわかるのか?と聞き返したいとも仰っていた。ほんとに、その通り。
ネットの場合は、マス広告に比べて、なまじ数値が測りやすいために数字を要求されるけど、マス広告なんてたいして数字を要求されないですもんね。

アサヒビールの横山さんのお答えは、「そもそも工場見学などでお客様の声を聞くことはこれまでもやっているので」ということだった。ネットでCGMなんかが流行ってはいるけど、リアルの場でお客様とコミュニケーション(それこそカンバセーショナルマーケティング)を続けているから、やることが当たり前なのだと。
そして、予算も広告というよりは広報的な予算になっているみたい。

この社風はすばらしいですね。
消費者とのイベントをやっても、最後はワイワイと飲み会みたいになるらしいし。

あと、ソニーの遠藤さんの社内の説得方法として「あなたがモノを買う時(特に食洗機などの自分が詳しくないモノを買う時)には、どうやって買うの?」と、生活者視点で問いかけると「そういえば価格コムで。。。」などと、理解してもらいやすくなるということでした。
これも非常に参考になる。
それから、「リスクとゲイン、どちらをとりますか?」というのもわかりやすい説得法。リスクを取られることも多そうですが。。。


あと、「へ~」と思ったのは、ブロガーイベントなどの口コミマーケティングは、ソニーもまだ日本でしか実施していないということ。アメリカ辺りではもっとやってそうなものだけど、実はブログは日本での方が活発(特に一般の人がブログを書く率は日本は高い)だからということもあり、まだ国内でしかやってないとのこと。


ソニーにしてもアサヒビール(ニッカウィスキーも同社のブランド)にしても、知名度が高く、ファンが多い会社だから口コミマーケティングがやりやすいし、効きやすいというのはあると思う。
マイナーな会社がフツーにブロガーイベントを開いても、ブロガーの集客だけでも苦労しそうだけど、ソニーがイベントやります!と言えば遠方からでも自腹で喜んで参加してくれそう。

でも、今回のイベントでも仰っていたけど、テレビCMなどのマス広告を打てないマイナーな商品だからこそ、Webを重視したプロモーションを行うんだということもある。ネットの世界だからこそ、知る人ぞ知るマニアックな商品が売れるということもある。

そんなわけで、カンバセーショナルマーケティングはほんとにやる価値があると思いますよ!


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【2008/10/04 02:09】 | イベント | トラックバック(1) | コメント(0) | page top↑
松下からパナソニックへ
もう日付が変わってしまいましたが、昨日の10月1日をもって松下電器産業がパナソニックに社名変更。これまで白物家電で慣れ親しんできた「ナショナル」ブランドもパナソニックに統合され、社名とブランドラインともにパナソニックに統一されるようになりました。

このブランド統一は海外でのブランド価値向上を目指したものらしく、確かに海外ではブランド統一した方が有効だろうなと思う。

しかし、僕は父親が松下電工に勤めていたり、近所に松下電器産業の工場があったり、同級生の友達の家もお父さんが松下に勤めている人が多かったり、父親の仕事関係で家中の家電も家もトイレなんかも「パナ~」と呼ばれる松下製品に囲まれて育っただけに、松下やナショナルが消えてしまうのは感慨深い。
僕にとってはパナソニックよりも松下やナショナルの方が慣れ親しんでいたしな。

懐かしいナショナルテレビCMたち







■過去記事
ブランドエクステンションと松下電器改めパナソニック

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【2008/10/02 01:54】 | 市場変化 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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