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[書評]モバゲータウンがすご理由、大人が知らない携帯サイトの世界
小飼弾さんのブログ「404 Blog Not Found」のエントリーを読んで、僕の中の読まなきゃリストに入っていた携帯関連の書籍2冊をようやく読み終わった。

モバゲータウンがすごい理由~オジサンにはわからない、ケータイ・コンテンツ成功の理由
石野純也著
大人が知らない携帯サイトの世界~PCとは全く違うもう1つのネットの世界
佐野正弘著

僕はもう10年ほど前からネットが繋がったPCに向かってほぼ1日中仕事をしている。そんな僕にとってはWEB=PCサイトで、携帯サイトの面白みはよくわかっていなかった(今も多分わかっていない)。携帯でWEB接続するのは
・メールを読む/送る
・乗り換え案内を調べる
・SNSの書き込みを読む(たまには書く)
・スケジュールのチェックをする
1年ほど前から意識して携帯サイトも使わなきゃなと思っているけど、今でもこんなぐらいの使い方しかしていないし、携帯専用のWEBサイトというのもほとんど使っていない。

この2冊を読んでわかったこと、納得したことは、
○ネットの利用法がPC世代とケータイ世代に分断されていること
○ケータイ世代にとってはPCでのweb接続を面倒なものと感じ、特に必要性を感じていないこと
○PC世代にとってはケータイwebを知らないし、PC経由では知りにくいこと
○PCでのweb接続、ケータイでのweb接続ごとにユーザーが切り分けられていること
 (PC利用の人はケータイで見ないし、ケータイ利用の人はPCではwebを見ない)
そして、おそらく、これからはPCを開いている時(仕事中の時)はPCでwebを見るし、PCが目の前にないプライベートの時はケータイでwebを見るようになっていくんだと思う。
当然、これはPCを前にして働くオフィス・ワーカーの場合であって、外回りが中心の営業マンや特にPCを使わない職種の人にとってはビジネスシーンでもプライベートシーンでも携帯サイトを中心に使うようになっていくように思う。

この予測が正しければ、B to B系のビジネス向けWebサイトはPCで見ることを前提で作られるようになるだろうし、買い物や飲食店などの店探し、SNSなどのコミュニティサイトは携帯で見られることを前提に作ったほうがいいように思う。
そうなると、現在の消費者向けweb業界の地図は大きく書き換えられるかもしれない。
ぐるなびや楽天、アマゾン、MIXIなど、今は一人勝ちな状況にある各セグメントも携帯でも勝てるかによって、状況が変わっていくのかもしれない。

そして、この予測が正しいと、不安に感じてしまうのが、日本だけが携帯に特化していくのだろうか?ということ。
プライベートwebサイトにおいて、日本だけで携帯サイトが標準になっていき、世界的にはPCサイトが標準のままだと、日本のweb文化は世界から引き離されてしまうかもしれない。

一方で、世界的にもプライベートwebサイトは携帯サイトが標準になったとした場合はどうか?
日本の携帯文化は非常に進化しているといわれており、アドバンテージはあるといわれる。
ただ、APPLEのi-phoneをすぐに日本に導入できないような日本独自のフォーマットがあること、ドコモやau、ソフトバンクといったキャリアが非常に力を持ちすぎていて新規参入が難しいこと。
そんなことを考えると、携帯文化における現在の日本のアドバンテージは、日本のプラットフォームを世界標準化させることができないだけでなく、新しい携帯文化を迎える際の障壁になってしまうかもしれないと思ってしまう。


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テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

【2007/12/09 12:24】 | 書評 | トラックバック(0) | コメント(3) | page top↑
[マンガ評]釣りキチ三平―海釣りselection
先週、事務所の飲み会で1つ歳下だけどほぼ同世代の仕事仲間と3人で釣りキチ三平の話でヤケに盛り上がった。

吊りキチ三平とは僕が小学生の頃に週刊少年マガジンに連載され、アニメ化もされた釣りマンガで、僕の同級生はほとんど読んでいたような気がする。
そして、僕は琵琶湖から自転車で20~30分で行ける好ロケーションに住んでいたため、鮒やモロコ、鯉釣りから始まって、ブラックバスやブルーギルなんかを小学生の頃から釣っていた。それも子ども達だけで池に行ったり、川に行ったり、琵琶湖に行ったりと、いろんなとこで釣っていた。
自分の子どもが同じことをしていたら怖いだろうなと思うけど、釣りをしていて根掛かり(水中の何かに針が引っかかって取れなくなること)をしたならズボンを脱いで水中に潜って針を(特にルアーを)外したりもしていた。

釣りキチ三平の話から子どもの頃の釣りの話を二人に話すと、驚いたことに二人ともほとんど釣りをしたことがないらしい。僕からすると三平を読みながら釣りをしないというのは驚きだけど、僕が釣りをしやすい環境で育ったことがラッキーだったのかもとも思った。

で、今回読んだのは「釣りキチ三平―海釣りselection」。
昔の三平は池や沼、川や渓流、海といろんなところでバラバラと釣っていたのだけど、文庫版で売られている三平は、釣りのロケーション別に「海釣り」「湖沼釣り」「川釣り」の3つに分かれているらしい。
僕がFさんに借りて読んだ海釣り編は、石鯛釣りから始まって、有明海のムツゴロウ釣り、カナダのサーモンダービー、ハワイのブルーマーリン、無名島でのキャスティング大会と三平の中でもドラマチックなお話がてんこ盛り。
ただ、実際に釣りをしていた僕にとっては現実感を感じにくく、普通にイケや渓流で釣ってる三瓶を読んでみたいなと思いました。

というわけで、来週辺りには湖沼沼釣り編をFさんに借りる予定です。


【2007/12/08 03:05】 | 書評 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
[書評]フラット化する世界 トーマス・フリードマン
上下巻のボリュームと非常に濃い内容のため、読むのにかなり時間がかかってしまいました。
でも、この本は読んだほうがいい。それもなるべく早く読んだ方がいい。この本はそんな本です。

作者のトーマス・フリードマンはニューヨーク・タイムズ在籍中にピューリツァー賞を2度も受賞。その後も3度目のピューリツァー賞を受賞しているすごい人。以前には世界的なベストセラーとなった「レクサスとオリーブの木」という本も書いている人です(この本は知ってはいるが読んだことない)。

で、「フラット化する世界」がどんな本かというと、世界がフラット化していることを説明しつつ、フラット化した世界はどう動くのか?フラット化した世界でどう生きるべきなのか?といった内容。
といっても、「フラット化」の意味を説明しないとわからないですね。

「フラット化」をひと言で説明するのは難しいし、僕自身どこまで理解できているのか?とも思いますが、僕なりの理解で「フラット化」という意味を書いてみます。

フラット化とは、ベルリンの壁の崩壊に象徴される冷戦の終了。共産主義圏の自由市場参加によりヒト・モノ・カネが動く範囲は広がり速度は速くなっていった。さらにインターネットの広がりによって情報の垣根はほぼ皆無になり、その結果としてヒト・モノ・カネが動く距離とスピードはさらに加速度を増していく。
業務のアウトソースは当たり前に国境を越えていく。日本で仕事をしていると実感する人は少ないかもしれないが、身近な顔を知っている人と仕事をするだけでなく、国境を越えて会ったこともない人と一緒に仕事をすることも増えていく。
アメリカを例に挙げると、アメリカ国内でされていたコールセンター業務やプログラミング業務、会計業務などはアメリカ国内からインドなどに移管されているという。

この本はそんなフラット化していく世界を説明し、危機感を煽って、アメリカ人に対してこれからの時代をどうやって生きていくべきかを提示しているのですが、僕にはアメリカ以上に日本の方がフラット化する世界に適応していけるのか?不安を感じました。

目次をメモっておくと、、、
第一部 世界はいかにフラット化したか?
 第1章 われわれが眠っている間
 第2章 世界をフラット化した10の力
  フラット化の要因1 ベルリンの壁の崩壊と、創造性の時代
  フラット化の要因2 インターネットの普及と、接続の新時代
  フラット化の要因3 共同作業を可能にした新しいソフトウェア
  フラット化の要因4 アップローディング:コミュニティの力を利用する
  フラット化の要因5 アウトソーシング:Y2Kとインドの目覚め
  フラット化の要因6 オフショアリング:中国のWTO加盟
  フラット化の要因7 サプライチェーン:ウォルマートはなぜ強いのか?
  フラット化の要因8 インソーシング:UPSの新しいビジネス
  フラット化の要因9 インフォーミング:知りたいことはグーグルに聞け
  フラット化の要因10 ステロイド:新テクノロジーがさらに加速する
 第3章 三重の集束
 第4章 大規模な整理
第2部 アメリカとフラット化する世界
 第5章 アメリカと自由貿易~リカードはいまも正しいか?
 第6章 無敵の民~新しいミドルクラスの仕事
 第7章 理想の才能を求めて~教育と競争の問題
 第8章 静かな危機~科学教育にひそむ恥ずかしい秘密
 第9章 これはテストではない
第三部 発展途上国とフラット化する世界
 第10章 メキシコの守護聖人の嘆き
第四部 企業とフラット化する世界
 第11章 企業はどう対処しているか
第五部 地政学とフラット化する世界
 第12章 フラットでない世界~銃と携帯電話の持込みは禁止です
 第13章 ローカルのグローバル化~新しい文化大革命が始まる
 第14章 デルの紛争回避理論~オールド・タイムvsカンバン方式
結論
 第15章 二つの選択肢と人間の未来~11.9vs9.11


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【2007/12/08 02:27】 | 書評 | トラックバック(0) | コメント(1) | page top↑
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