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[書評]無印良品の「改革」 渡辺米英 著
僕もけっこう好きなブランド、「無印良品」の華々しいスタート、急成長後のつまずき、つかずきからの復活へ至った方法論とプロセスを綴った本。

この本は凋落から復活部分がやはり面白い。
凋落を招いた8つの理由として
・成功体験によるおごり
・大企業化による会議や制度の儀式化
・短期的な対症療法の連発による現場の混乱
・人に頼り制度化できなかったことによるブランドの弱体化
・過度な大型化と急速な他店舗化による店舗開発戦略の失敗
・カリスマ的な創業者トップ交代時に仕組み作りかうまくできなかったこと
・新しい商品戦略を打ち出すことができなかったこと
・ユニクロや百均などの競合社の出現
を挙げている。

これは新たな市場を開発したことにより急成長した企業が落ち込む際のパターンとして共通されることが多いように思う。

そして、無印が復活した運営方針の変化としては「文化や感性」による運営から科学的な運営ということがいえる。
・しまむらに協力してもらいながら独自に作り上げた出店基準書
・明確な数値基準による商品生産の最適化
・店舗作業のルールによる人事の効率化
などだ。

そして、この本の良いところはこれらの手法の一部を実際に公開してくれているところ。
・出店基準書によるランク付けの実例
・販管費削減のための30%プロジェクトの具体的な実施内容
・店舗運営のローコスト化の具体的な実施内容
・店舗の活性化と店頭スタッフのモチベーションアップ具体例
なども紹介されている。

この辺りは非常に参考になることが多く、僕が小売系のコンサルを依頼された際はこの本をもう一度読み返すことになると思う。

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【2007/10/28 10:28】 | mucic | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
[書評]ブランド ギャップ MARTY NEUMEIER
企業ブランディングを実施する際に非常に参考になる本。
企業内のブランド・プロジェクト担当者や今はブランディングに直接携わってはいない広告制作者も読んでおいたほうがいいような本だと思う。

著者はアップル、アドビ、ネットスケープ、ヒューレット・パッカードなど、IT系の先進的でメジャーな企業のブランドコミュニケーションツール制作に携わっていた人。
なので、理論的な説明ではなく、実践的ですぐに応用できそうな内容になっている。

構成は、「ブランディングとは?」的な定義を行ったうえで、ブランディングにおける5つのルールを章ごとに説明している。

Rule1:Different:差別化
ブランディングには他の企業・商品と明らかに異なるように感じさせる「差別化」が必要なこと。

Rule2:Collaborate:協力ブランディング・プロジェクトの実施には、ハリウッド映画製作のように、その筋のプロを集めた上での分業プロジェクトとすべきこと。ブランディングメッセージを作れば終わりというわけではなく、商品・パッケージ・広告物・社員などなど、ブランディングに影響するものすべてにブランディング・メッセージを篭めるためにはそれぞれのプロによる分業が必要ということ。分業によりスピード感もアップする。

Rule3:Innovate:革新
よいブランディングには論理だけでなく、クリエイティブが大事(当たり前だけど)だということ。
ここで、「良いブランド名:7つの基準」というものが掲載されていたのでちょっと引用

特殊性:他よりも際立っているか?目立つか?
簡潔さ:思い出したり、引用したりするのに長すぎないか?略称で呼ばれる可能性はないか?
妥当性:事業目的に一致するか?他企業の方がより適切に使えそうではないか?
綴りと発音の容易さ:書けるか?読めるか?難しくないか?
好ましさ:楽しく使えるブランド名であるか?
拡張性:ブランド名に広がりはあるか?他のプロジェクトにも利用可能か?
保護の容易さ:商標登録できるか?ウェブサイトでも利用できるか?

Rule4:Validate:検証
設定しようとしているブランド名やブランド・メッセージが消費者に受け入れてもらえそうか?という検証(テスト)を行うこと。

Rule5:Cultivate:育成
ブランドを生き物として扱い、しっかり保護・育成をすること。。。

http://www.newriders.com
こちらに参考になるPDFが掲載されているらしい。(まだ見つけてないけど)

なお、あなたがブランディング・プロジェクトを任された際は、下記の本もご参考ください。


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【2007/10/28 09:53】 | 書評 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
[書評]富の未来 アルビン・トフラー/ハイジ・トフラー著
久しぶりにぶ厚い本(しかも上下巻)合計を700~800ページ読み終えました。

ぶ厚い本だけに、さまざまな要素、覚えておくべきところがあるのですが、引っかかったところを少しメモ。

●中国の発展の仕方。
急成長している中国には、安い人件費を武器にした工業製品(第二の波)と新しい人々による知識・情報産業(第三の波)の2つの力が牽引し、同時に発達している。これまでの発展のパターンでは、農業~工業~知識・情報産業という段階を踏みながら国は発達していたのに、現在、急成長している国々は一足飛びの成長、もしくは同時並行の成長・発展を行う。

●資源のこと
月にあるというヘリウム3。これが石油資源に代替可能で、「スペースシャトルで運べる25トンのヘリウム3があれば、アメリカで1年間に使う電力をすべて賄える」らしい。
環境危機はあるのだろうけど、資源危機はなく、逆に資源チェンジが次の大きな経済活動を引き起こすのかもしれない。

。。。というか、書き切れないし、覚え切れない。
この本はデスクの横に置いといて、気になった際に振り返るという使い方が良いのかもしれません。ただ、この本でも書かれているように、書かれた情報はすぐに古くなっていく。おまけに、この本で取り扱っている「未来」はさまざまな要素が絡み合って、どんどん変わっていく。
そういった意味で、この本をデスクの横に置いておける期間(賞味期間のようなもの)はどれぐらいなのだろうか?

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【2007/10/14 09:48】 | mucic | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
[書評]なぜ日本人は劣化したか 香山リカ著
香山リカという人は僕が大学生の頃に世に出てきた人で、すごく美人というわけではないけど、カジュアルで明るい風貌+わかりやすい言葉で、うつ病などの精神学的なことを話す人だ。
僕はそんな香山リカさんのことが好きになれなかったし、軽く感じていた。
というのは、僕は心理学部だったわけではないけど、岸田秀さんと河合隼雄さんの本や考え方が好きだったのに、そんな二人が書く心理学や精神的な話に比べると、香山リカさんが話す心理学や精神的な話は軽く聞こえてしょうがなかったのだ。。。
というわけで、初めて読んだ香山リカです。

読んだキッカケは、現在進行中のWebサイトリニューアルに絡んだコンサルティング案件のクライアント社長さんが紹介してくださったのです。
その社長さん曰く、「この本は海外で翻訳されて欲しくないですね。この本を外国人、特に外国人投資家が読んでしまうと、日本の将来性がないことがばれてしまって、資本などを引き上げられてしまいそう」。確かに、そんな危機感を感じさせる本です。

このブログを読んだ人に危機感のお裾分けをしておくと、、、
・読む力をはじめとする学力が低下(劣化)している
・企業や個人のモラルが低下(劣化)している
 (教師や医師、警官などの職種の人たちも)
・若者の「生きる力」が低下(劣化)している
 打たれ弱く、我慢できず、傷つきやすい。心理的耐性が劣化しているらしい。
・身体的能力/体力も低下(劣化)している
 若者がすぐ座り込んでしまうのも体力の低下が大きな原因らしい。立っていられないらしいのだ!
・社会が劣化している
 小泉さん~安倍さんに対する国民の気持ちを見てると、政治的な意義から支持していたのではなく、気分による支持なのは明らかですよね。。。

こんな話がいっぱい書かれていて、非常に不安にさせてくれる本です。
でも、これ読んで自分の子どもにはなんとか心理的な耐性と生き抜ける体力を付けさせなければと思わされましたよ。

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【2007/10/13 18:36】 | mucic | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
[書評]ヒューマン2.0web新時代の働き方かもしれない 渡辺千賀著
シリコンバレーでコンサルティング会社の社長として働く渡辺さん(たぶん、僕より若いであろう女性)の周りの人たちの働き方を紹介した本。
僕は日本でしか働いたことはないけど、38才で既に4社目の会社に勤めている。職場も大阪から東京に変わり、2社目以降はベンチャーという言葉で誤魔化しているがようは中小企業にもなれない零細企業だ。そして、2社目以降の同僚達はほとんどすべてが転職組だった。
そんな僕が読んでもシリコンバレーの働き方はスピーディーというか、プロジェクトベースで就転職を繰り返しているように見える。

下記は、おそらくこの本の肝な部分。
図書館で借りた本だから、ここにメモをしておこう。

ヒューマン2.0のルール
<仕事のルール>
・自分と異なる人を受け入れる
・大事な情報はソースに当たる
・オープンソースな人になる
・多くを期待される場に自分を置く
・英語を身につける
この中で僕が気にしないといけないところは、ついつい付き合うのが楽な「自分と近い感覚の人と群れてしまうところ」。そして、英語を身につけなきゃというとこですね。覚えておこう。

・<転職のルール>
・理論上の「本当の自分」を探さない
・時にはあきらめる
・どれほどムカついても鉛筆をパキッと折らない
転職は今のところ考えていないけど、「本当の自分」を探さないっていうのは大事かもしれないですね。「本当の自分」なんか、いつまでたっても見つからないだろうから、いつまでたっても転職を繰り返すことになりそう。。。

<なるべく楽にやっていくためのルール>
・体力を身につける(または無駄なパワーを極力惜しむ)
・文句を言わない
これはうちの社長に捧げておこう。

<人生のリスクを楽しむためのルール>
・ラッキーになる
・波に乗る(おっちょこちょいな人になる)
・直感を大事にする
ラッキーになれるかどうかはわかんないけど、「波に乗る」は気にしておこう。
僕はもともとおっちょこちょいな性格なのに、仕事になるとつい構えてしまい、「冷静なフリ」をして、浮ついた自分を隠そうとしてしまう。なんかイケイケイな空気を掴んだ時は素になっておっちょこちょいになれということですね。

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【2007/10/13 18:12】 | mucic | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
[書評]「へんな会社」のつくり方
日本で新しいWebサービスを次々と打ち出してきた「はてな」社長の近藤淳也さんが、「はてな」について語った本。
僕は「はてな」のサービスといえば、最近使い出した「はてなブックマーク」ぐらいしか使っていないけど、「はてな」という会社はすごく気になる会社だし、自分が技術者系の人間であれば(「はてな」はやはり技術者の会社という感じがするから)入りたいな~というところです。

いわゆるビジネス常識というものに囚われずに考えること、ユーザーを信じること、社内の会議をpodcastで公開するぐらいに情報公開を徹底することなどなど、「はてな」独特の仕事への考え方・仕事の仕方が紹介されています。

読み終わっての感想は、読む前よりも「はてな」という会社と近藤淳也さんという人のことを好きになったこと。
うちの会社はB to CではなくB to Bでのビジネスをしているからなかなか難しいと思うけど、こんなピュアな考え方の会社にしていけたらなと思いました。
これじゃ、儲からないかもとも思うけど・・・。

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【2007/10/07 06:32】 | 書評 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
誰にとっても就職市場が売り手市場だということではないらしい
バブル崩壊から始まった不景気は終わり、景気は上向いていると言われて3年ぐらいは経っただろうか。ここ2~3年は就職も売り手市場だと言われており、新卒の大学生は何社からももらった内定を選べる状況にあるらしい。
バブルが崩壊したその年に就職活動をしたため、前年に就職活動をした先輩達から「就職活動は楽しいぞ~」聞いていたのに全然違うじゃんよという目にあった僕にとってはうらやましい時代だ。

しかし、転職市場も新卒就職市場も売り手市場だといわれるが、すべての人にとって売り手市場だということではないらしい。



「丸山眞男」をひっぱたきたい 31歳フリーター。希望は、戦争。


少し、長い文章になるが、できれば上記のリンク先を読んで欲しい。
このリンク先には31歳のフリーターの人にとっての生きにくさ、そして、売り手市場だといわれる中で職歴のない31歳は採用してもらえないこと。売り手市場だからこそ、就職せずにぶらぶらしている自分への周囲の視線が冷たいこと、などが書かれている。
この文章を読んで、キツイ状況なんだなとも思ったし、自分で頑張ってこなかったツケが回ってきてるだけじゃないの?とも思った。大変だけど、あなたの責任でもあるよねと思ったのだ。

そして、こっちも読んだというか、見てみた。
孫一家に学ぶ就職氷河期問題

これは「漫画で学ぶ派遣会社搾取問題 再チャレンジ支援税制 就職氷河期問題 派遣社員問題 フリーター問題(長い!)」というところの一編なのだが、ドラゴンボールの悟空のパロディで現在の就職問題を表現している。
これを読むと、就職氷河期に「就職先がなかったからしょうがなくフリーターや派遣社員で働いていた人が、景気が上向いたというのに、30歳前になりたいした職歴がないために制社員採用を見送られてしまうという現実が描かれている。かなりキツイ。
20代後半から30代にかけての年齢で、制社員採用ではねつけられ、月収18万程度の仕事をしている人がけっこう多いようなのだ。
親と一緒に暮らしていて10代なら、月々18万円もらえることが嬉しかったりもするだろう。でも、18万円で一人暮らしはキツイ。結婚や子どもを作ることなんて考えられないぐらいキツイ。でも、そんな人がけっこういるらしいのだ。
こんな話を聞くと、そういや、最近は同世代でも考えられないほど短絡的な犯罪も増えてるし・・・と、こちらも短絡的なことを考えてしまう。

でも、そんな一方でこんな人もいます。
「ニートからのキャリアアップ」

26才、高卒、職歴なしのニートだった人が、アルバイトから始めて派遣社員~正社員~さらに転職とキャリアアップしていく自分のことを書いているブログなんですが、こういうの読むと、ちょっと元気になります。

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【2007/10/05 03:36】 | mucic | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
[書評]ある広告人の告白 デヴィッド・オグルヴィ
大手印刷会社の子会社の制作会社に新卒で就職した僕は、OJTでついた藤田さんという先輩から「まずはこれ読んどけ。読み終わったら感想文書いてもらうからな」と言って1冊の本を渡された。
その本は広告の古典と言われている本で、フォルクスワーゲンの広告なんかが載っていた。

僕は少し前からその本を探していて、「ある広告人の告白」がそうかな?と思って読み始めたのだけど、どうも違ったようです。でも、この本自体も面白いし、たぶん過去に読んだはず。

この本の著者・デヴィッソ・オグルヴィはアメリカの広告会社の社長で、伝説的な存在の人。
この本には、「広告会社の経営手法」から、「クライアント獲得の秘訣」「クライアントに贈るのルール」「強烈なコピー作成法」などなど、広告関係の仕事に従事している人なら知りたいことがわんさか載っている。
おまけに、この本は1964年(僕が生まれる5年前だ)という広告業界の感覚で言えば大昔に書かれたにも関わらず、掲載されているコツや秘訣は今でも充分通用することが殆んど。王道でいて、つい忘れられてしまいがちなことばかりが載っている。すごい本だと思う。

しかし、残念ながら藤田さんから紹介された本ではなかった。

そんなわけで、広告の古典的な本で、フォルクスワーゲンの事例が載っている本をご存知な方は僕に本のタイトルを教えてください。藤田さんに聞ければ早いのですが、藤田さんは7年ほど前に亡くなられたので、聞きようがないのです。

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【2007/10/05 02:34】 | mucic | トラックバック(0) | コメント(3) | page top↑
ピースな気分
GoogleがGoogleMapを使って世界規模の清掃活動を始めるらしい。
アメリカでパーキングメーターによる路上駐車帯を使った仮設パークできているらしい。

これが環境対策になっているわけでも、エコになってるわけでもないけど(一緒か・・・)、なんかいい気分になるニュースですね。
あえていえば、ピースな気分になるニュースです。

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【2007/10/04 17:33】 | 書評 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
[書評]「みんなの意見」は案外正しい
「みんなの意見」は案外正しい、けっこう有名な本なんじゃないでしょうか?

この本は以前から知っていたし、Googleの検索結果の出し方などに使われていて、Web2.0のキーワードの1つとしてもよく聞く「集合知」に関する本なんだろうということも予測してました。ただ、よく聞く本だけど内容までは聞いたことがないという本だったので、よんでおくか!と手に取ったわけです。

でも、この本を読む前から「『みんなの意見』は案外正しい」という結論になるんだろうなと、考えてしまうわけですよ。だから、いろんなエピソードの紹介や伏線となる前振りをされても、「『みんなの意見』は案外正しい」んでしょ?と思ってしまうわけです。
そういう意味で、この本のタイトルというか邦題は失敗なんじゃないでしょうか?
自分がこの本を手にとる前までは「なんてキャッチーなタイトルなんだ」と思ってましたが、いざ、自分が読む立場になるとこのタイトルは駄目ですね。
推理小説のタイトルに「犯人は被害者の母」というタイトルを付けてるような感じです。

同じキャッチーなタイトルでも「チーズはどこへ消えた?」なんかであれば、犯人探しをする楽しみを残してくれているからいいんだけどね。

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【2007/10/03 02:52】 | mucic | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
ブルータス「言葉の力」
朝の通勤でメトロに乗るとブルータスの中吊りが目に飛び込んできた。
ジョン・レノンとオノ・ヨーコが「WAR IS OVER!」と書かれたポスターを二人で抱きかかえるようにした写真に「言葉の力」と書かれた中吊り。

写真の周りにはボブ・ディラン、ボブ・マーリー、チャールズ・ブコウスキー、ジミ・ヘンドリックス、ジム・モリソン、カート・コバーン、糸井重里、中原中也など、これまで聴いてきた/読んできた名前がズラーッと並んでいる。アントニオ猪木まで載ってる。
この中吊り見てて、最近はめっきり雑誌を買わなくなった僕だけど、これは読みたい!と思いました。そして、メトロを降りると改札を通る前にキオスクみたいだけど名前は違う売店で購入。頭の中ではStaring Overが鳴っていた。


ただね、雑誌の特集なんて薄いね。
ジョン・レノンやボブ・ディラン達の言葉もほんの欠片しか掲載されていないし、あっという間に読み終わってしまう。東京から千葉に帰る電車に乗ってしばらくすると特集を読み終わってしまった僕はちょっとガッカリしてました。

でもね、冷静に考えると、雑誌なんてそんなもんだ。
1冊の雑誌を読んでジョン・レノンのすべてを知れるわけがないし、こんなにたくさんの人たちの言葉に浸るなんてできるわけがない。
でも、雑誌は彼らの言葉に浸るキッカケを作ってくれる。
チャールズ・ブコウスキーや中原中也、アルチュール・ランボーなんかとはしばらく離れていたけど、「久しぶりに触れてみるか」なんて気分にもさせてくれる。ジョン・レノン達の歌が頭の中で鳴り出したりもする。

雑誌なんてそんなもんだ。
雑誌を読むことで、何か新しい衝動が起こってくる。何かを読みたくなる、聴きたくなる、興味を持たせる、そんなことができる雑誌はすばらしいと思う。
ネットはまだまだそこまで、人を突き動かす力を持ってないんじゃないか?
これはネットと雑誌というより、そこに関わる人の違いも大きいとは思うけど、雑誌の編集力、デザイン力、企画力、文章能力はやはり捨て難いと久々に思い知りました。

ブルータス「言葉の力」

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【2007/10/03 02:25】 | 市場変化 | トラックバック(1) | コメント(0) | page top↑
[書評]ザ・サーチ グーグルが世界を変えた
この本も気になっていながら読んでいなかった本。
先々週にようやく読みました。

レビューでは「Googleができた経緯とこれからのGooglebの戦略を読み解く本」的な紹介をされていることが多いのですが、僕が気になったところはちょっと違いました。
Webの発展を考えるとごく当たり前なことなのですが、ネット普及期に人気を集めたディレクトリ型検索のYahoo!は、ジャンルで区切られたツリーを追っかけていくことで探したかったWebサイトに到達することができた。ここでのポイントは2つ。
1.どんなWebサイトがあるのかわからないままにジャンルを追っかけていくことで自分が求めていたものに近いWebサイトを探し当てることができる。
2.見つかるのはWebサイトであり、Webページではないこと。

そして、スパムに悩まされたロボット検索の試行錯誤期を経て、Googleが誕生する。

GoogleはKeyword検索であり、調べたいWordをキッカケに該当するWebページを探し出してくれる。ディレクトリ型では的確なジャンル名を選択しない限り該当サイトを探し出すことはできなかったが、Googleでは鍵になるWordの切れ端からでも該当Webページを見つけることができる。サイトじゃなくてページを。

そこが、改めてふむふむと思えたことでした。


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【2007/10/02 02:18】 | mucic | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
他人の給料が気になる!!
メトロの中でいつものように中吊りを眺めてたら、双方とも本日発売の東洋経済もダイヤモンドも給料特集を組んでいた。
東洋経済の特集は「日本人の未来給料」
「給料の格差が、階層の固定化を生んでいる。雇用形態、業種間、企業間で異なる給料。3年後の「未来給料」を通し、我々の将来の格差を検証する。 」ということらしい。
一方、ダイヤモンドの特集は「最新給料全比較」
「いま話題の職業、人気の仕事から、難関資格、一風変わった職業まで、その仕事の中身と待遇を徹底的に調査した。上場会社の従業員や役員の年収も最新データを掲載。職業の違いによる格差だけではなく、事業規模や官民による格差も拡がりを見せている。」らしい。

東洋経済が「近い将来の給料額」に焦点を当てているのに対して、ダイヤモンドは今現在の給料額を見ている。ただ、ダイヤモンドはJリーガーからプロゴルファー、医師、政治家、航空機操縦士、キャビンアテンダント、記者・ライター、システムエンジニア、国家公務員、弁護士、公認会計士、塾講師、舞台女優、ウェディングプランナー、占い師、お笑い芸人、探偵などのいろーんな職業の給料を追っかけている。
と、思いつつ、もう一度東洋経済を見返してみると、こちらにもさまざまな職業の給料は載ってますね。

僕がどちらにより興味を抱いたかというと、東洋経済の「未来給料」の方でした。

というのは、石炭や繊維なんかの過去に一世を風靡した業界が衰退していくさまを見てきたからだ。そして、これから衰退していく産業の候補は、いつの時代もその時代にピークを迎えている人気産業の可能性が高い。
今の時代にピークを迎えつつある産業といえば、通信系産業かネット産業か?
そういや、僕が学生の頃に大人気だった就職先といえば、テレビ・新聞・雑誌などのマスコミ関係に電博に代表される広告代理店だった。この辺りの広告・マスコミ産業も斜陽というほどではないかもしれないが、新しい動きについてこれないと傾いてしまう可能性は大いにある。
そして、傾いてしまった会社や産業は当たり前に給料額が減る。。。
どれだけ優秀な人でも斜陽産業にいるとたいした金額はもらえないし、たいした能力がなくてもいけいけどんどんな会社にいると一定の給料をもらえる。釈然としないけど、そんなもんですよね。

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【2007/10/02 01:48】 | 市場変化 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
死のバーチャル体験
mixiなんかのSNSに、2チャンなんかの掲示板、チャットもあれば、読者と結びついたblogなど、ネット上のバーチャルワールドには現実世界同様、いろいろな社会がある。

あなたは、もしくはあなたの知り合いが、ネット上の社会から忽然と姿を消したことはないだろうか?

さっき、トイレに立った際にふと思ったのだけど、
毎日のようにログインし日記を更新し続けていた人がmixiアカウントを削除してしまうこと、
多くの読者を抱えるblogの更新を突然止めてしまったりすること、
頻繁にメール交換をしていた相手へのメールが届かなくなった時、
これらのことは書き手と読み手がネット上での付き合いしかない場合、永遠の別れを意味する。
違う言葉で置き換えると「絶交」もしくは「死」だ。

こういった「絶交」や「死」に至る理由はいろいろあるんだと思うけど、自ら関係性を絶つ、いわば自殺はネット上では気軽にやれるのかな?と思う。

例えば、ネット上でのイジメにあったり、ネット上で振られたり、コミュニティに飽きてしまったりと、居心地が悪くなった時。
あなたはそのコミュニティから去ればいい。
そして、別のより居心地がいいコミュニティを探せばいい。

でも、どうなんだろう?
ネットがもっと生活に根付いていくと、ネット上のコミュニティから去ることはリアルのコミュニティから去ることよりも辛いことになるかもしれない。
なぜなら、リアルでコミュニティから距離を置くこと以上にネット上のコミュニティから去ることの方が、そのコミュニティに復活する可能性が少ないように思うから。
でも、リアルのコミュニティから永遠に去る(=自殺する・蒸発する)よりは、ネット上のコミュニティから去る方が気が楽か。

でも、そのうち、ネット上のコミュニティから去る感覚で自殺しちゃう人も出てくるんだろうなと思う。

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【2007/10/01 01:14】 | 書評 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
[書評]爆発するソーシャルメディア
この本を読んだキッカケは
●仕事でソーシャルメディアなどのネット動向を知ることが多くなった
●仕事の中でSNSの大家的存在の原田和英さんと知り合った
●原田さんが「爆発するソーシャルメディア」というセミナーで講演した
 (セミナー終了後に知ったので行けずじまいだったがかなり面白そうなセミナーだった)
●そして、そのセミナータイトルと同じこの「爆発するソーシャルメディア」という本を知った
 (実際は本の出版後にセミナーが行われたのだけど)
ということが連鎖的に繋がって本書「爆発するソーシャルメディア」を手に取ったのだった。

だから、本を読む前にいろんな形でソーシャルWebについての知識が入っていたため、この本に書かれていることは既に知っていることが多かった。しかし、「そんなことは知らない」という人には僕がステップを踏んで少しずつ得てきた知識を一足飛びに得られるという意味で、オイシイ本だと思う。

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【2007/10/01 00:51】 | mucic | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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